2013.8月

13.08.16 お知らせ

広報関連に携わった「INTO ANIMATION 6」が本日から
六本木の国立新美術館で19日まで開催されています。

日本アニメーション協会会員の方々の作品上映や、
(若手から大御所まで、そうそうたる面々!門外漢の私でも知っている方などもいて、
 プログラムを眺めるだけであれもこれも観たくなります。)
アニメーションに関わるワークショップ、トークイベントなど盛りだくさんです。
夏休みということもあって、「子どもプログラム」なども設定されているので
ご家族で行っても楽しめると思います。
なんと、入場無料!!なので、ぜひおいで下さい。

詳細は下記をご参照ください。
Facebook▷https://ja-jp.facebook.com/IntoAnimation6
HP▷http://www.jaa.gr.jp/into6/

13.08.11

よく寝て、よく本を読んだ。
予約していた本を受け取りに図書館へ行き、ついでに新聞を読む。
新聞って面白くて好きだ。

それから思いつきで『風立ちぬ』を観に行く。
ものすごーく久しぶりの映画館(多分数年ぶり)。
レイトショーは混んでなくて良いですね。

13.08.10 ムシ会

本日、久しぶりのムシ観察。むふふ…。
と思っていたら、待ち合わせ時間に起床してしまい
お師匠のOさんをお待たせするという大失態…とほほ。

そのため予定よりも遅い開始とはなったものの、観察自体は大豊作であった。
大きな公園内でうろちょろしたのだが、
その一角でこの猛暑に炎天下でバーベキューをしている人たちが大勢いる。
「なにも、こんな暑い時に暑いところでバーベキューしなくたって…」と話しながら
横目に見ていたが、恐らくお互いさまもいいところというか、我々の方が賛同を得にくいのだろう。

さて、たくさんお目当てのものを見られてホクホクだったが
それはゆえあって17日以降に記事にするとして、ひとまず観察中に見られた光景を。


▷あまりに鈴なりなので「アハハハハ」とひとり大爆笑してしまった。
 自宅近くの公園でセミの羽化を見ようとするのがばからしいほどの数。
 見渡すとこんな光景に取り囲まれていた。いやはや、すごい!


▷抜け殻が多いってことは、彼らが這い出てきた穴もたくさんってこと。
 とても綺麗にぽっかり穴があくのが素敵だ。


それでも夜、あきらめきれずにセミの羽化を探してS嬢と近所の公園をひとまわりする。
結果的にはやっぱり見ることは出来なかったけれど、そのかわりに…

こんなやつを発見。抜け殻は見当たらなかったけれど多分、羽化したてなんだろうと思う。
じっと観察していると時々自分の脚で翅を触って伸ばそうとしているように見える。
意外と移動したりするもんだなあ。急に光を当てられて確実に戸惑っていた。ごめんね。
元気に飛びたっているといいな。

13.08.09【その2】68年

今日は長崎原爆投下の日。
到底理解しきれるものではない68年前を想うのは15日よりも9日。
私には思い出す人がいるから。

朝、カーテンを開けて昨日と同じようにやっぱり暑い晴天を見ながら
この明るい世界が数時間後に悪夢に変わることを
一体誰が想像できるだろう、と思って頭の芯がスッとひえた。
けれどそういうことが68年前にはあったのだ。
歳を重ねるごとに、たとえば親の青春時代を実感を伴って想像できるようになったように
「かつてあった信じられないこと」を昔よりもずっと
自分に寄り添わせることが出来るようになってきた気がする。

被爆者の高齢化が進んでいる、という話を聞きながら
いつか必ずくる、原爆被爆者が世界に一人もいなくなる日を考えて
その時日本が、世界が、忘れてはいけないことをどうか忘れないように、と祈りのように願った。

13.08.09【その1】

昨日の大校正大会の修正を反映させて、戻して、なおして…を繰り返した1日。
編集などを担当してくださっていたY先生が、佳境も佳境になって
「そろそろザードの “負けないで” が聞こえてきました。」と言っていたのが面白くて
笑ってしまった。(ちなみに入稿後には「武道館到着ですね!」だった。)

おそらく印刷会社の方的にはすでにかなり無理のあるスケジュールで
スタンバっているのに、いつになってもデータが届かずやきもきした1日だったことと思います。
本当に申し訳ない気持ちで入稿。このあとのご苦労をおもう。
私の仕事はいつでも印刷会社の方々の心意気に救われています。感謝。
編集のみなさまも本当にお疲れさまでした!


入稿後、放心。

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◎本日の1枚

▷大校正大会でいただいた極細ポッキーがアイデンティティを失おうとしていた。

13.08.08 大会

夜に入稿間際のデータの大校正大会。
東京工芸大学(中野)に初めてお邪魔しましたが、
新しげな施設だなーと思っていたら
リニューアル中なのですね。なるほど。

さて、もうひとふんばり。

13.08.07 !

タイポグラフィ 2つの潮流』展のカタログが完売したそうです!
すごい! 関わった身としては嬉しき情報。
みなさまありがとうございます。

展覧会終了まであとわずか。武蔵野の地が遠くとも、ぜひおいで下さい。
ちなみにこの展示、1回では見きれないボリュームともっぱらの評判。

13.08.06 おいでませ

今日はK下さんが遠方から展示を観に来てくれるというので
嬉々としてお出迎え。本当はO氏も一緒ならいいのだが、
都合によりあとから合流ということになった。

昼には僻地の食を開拓すべく、自称「心のカフェ」へ行く。
日替わりパスタ、としてメニューが書いてあったのだが、
注文時に「どれがいいですか?どれでも…」とお店の方がいう。脱力。
さすが心のカフェ。おもてなしに余念がない。
こまごまとつっこみながら割とお店自体を楽しんでしまったな。
2階で行なわれているカルチャースクール的なものについて解説を受けたらしく、
外に出たあとでK下さんが「なんで僕に言ったんだろ…」とつぶやいていたのが可笑しかった。
私は上から聞こえる「首が…」「首を…」という声を聞きながら
「まさかマッサージ講座でもあるまいし…なんだろ」と思っていた。

その後ムサビに行き、展示を鑑賞。
『ET IN ARCADIA EGO 墓は語るか』は2度めだったけれど、誰かと観るのは面白いなと思った。
頭の中に浮かぶ「?」や「!」などを分かち合うのは刺激的だ。
私は〈幻となったイサム・ノグチ「広島平和記念公園慰霊碑」、白井晟一「原爆堂」〉の模型が
気になって仕方がない。偶然にも8月6日にこれを見ていることに思いをはせる。

続いて『ムサビのデザインIII』を見ていると、建物全体を打ち鳴らす豪雨。
きっとO氏が近付いてきてるんだ。
上水を歩きながらK下さんが言った「『ゲリラ豪雨』ってバカっぽいよね」という言葉を思い出す。
(こうやって書くとわかりづらいけど結構真剣な話)
こちらも2度目だけどやっぱり誰かと観るって違うなーと再確認。
音楽家のK下さんが目を留めるものは以前私がサラリと流したものだったりして、
よく見たら随分心をくすぐられるものだったりした。
あのレコード、聞いてみたいな。

そして本星(?)の『タイポグラフィ 2つの潮流』展。
1時間もあるし、まあかいつまんで話をしながら観れば大丈夫だろうと思っていたら
半分観たかどうか…というところで閉館になってしまった。
閉館音楽がなぜか鳴らず、監視員の方が困り顔で「あの…もう終わりなんです」。
な、なんと…。でも、まあ聖書のあたりは見られたから一安心。
しつこいようだが、やっぱり誰かと観るのはよいなあ。
つたないながらも解説を…と思うと自分の知識を総動員して口に出すし、
そうすると記憶の底に沈んでいた「そうだよ、ここが面白いんだよ!」ってところを
またつかみ取ることが出来る。勉強になります。


閉館にあわせて(というわけでもないだろうが)
O氏が合流、そのままUターンで夕食に繰り出す。
途中Oちゃんも加わって、4人でわいわいと阿呆な話などを
しながら気楽に楽しむ。あー、楽しかった!!


▷「写真撮る?」とOちゃんが食べるのを待ってくれたので激写。
 下の2枚はOちゃんチョイスで、他の2人に「子どもみたいなメニューだな!」って言われてた。
 でも大人でもおいしかったですよ。

13.08.05 う〜なぎ

コンビニで売っていた。
こういうのをつい買ってしまうクセがあるなあ。
この写真を見たO氏が「いや、これはナシでしょ!」と
わかるようでよくわからない感想を口にしていた。

個人的にはこのパンそのものよりも
パッケージに貼られていたシールの方がツボだった。

13.08.04【その2】中毒

そもそもが活字中毒の気があるのだとはぼんやり思っていたのだが、
ここ最近の症状がずいぶんひどい。

文字であれば、情報であれば、なんでもよいというかのように
脳みそが眼の奥から文字を欲望している。
おかげで、もう眠ればいいのに何か文字を読もうとしてあちこちを物色する。
本もネットも、チラシもパッケージも。
しかも、なんでもいいと言いつつも、
それぞれの文字内容や表現が持つささやかな差をちゃんと食べ分けるので
その時々によってお気に召すものを探さねばならない。

そうして提供された文字を眼が走査して脳に届け、
それが情報として染み入るとようやく少し満足してみたりするのだ。

これほどのこと、これまでなかったよなあと思い眺めつつも、
決して不快ではない今日この頃。