明日も先週に引き続き、イベントがあります。ぜひとも!
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レクチャー&パフォーマンス シリーズ
イグノラムス・イグノラビムス ムジカ
Ignoramus et Ignorabimus Musica
われわれは音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。
音楽を音楽として成り立たせているものはなんだろうか?
音楽からメロディやリズム、ハーモニーといった要素や「音」さえ取り除いてみると、そこには一体何が残るだろうか?
時間、空間、言語、分節、構成、偶然性、技術……etc.
「音楽」の必要条件に対して果敢に疑問符を呈し続ける鈴木學・木下和重両氏を招いて、
レクチャーとパフォーマンスの連続講座を開催する。
音楽における問いは、美術における問いにも翻案できるだろう。
造形美を禁じてみると、果たして芸術を成り立たせるものはなんだろうか?
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『音楽と技術』
鈴木學(自作エレクトロニクス演奏家)
レクチャー+パフォーマンス
時間:18:00-20:00
場所:武蔵野美術大学 9号館 3-306C (タスクルーム Red)
WEB:http://ig-ig.org
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◎
鈴木學 Manabu SUZUKI
2000年、エレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それらを使った即興演奏等の活動を開始。
ライブスポット大崎 l-e を中心に活動。
アナログ発振器、デジタル音源、マイコン、MIDI、無線機器、映像信号を応用した作品を制作。
音楽家らかの受託制作も行う。依頼者には、故東山嘉事(美術家)、一樂義光(ドラびでお)、田口史人(円盤店主)、杉本拓(音楽家)、伊東篤宏(optron)、角田俊哉(wrk)らががいる。
参加CD作品等
・Septet//2013 (Pico-05/06)
・Kantoku Collection (Slubmusic, SMCD 18)
・Live installation at loop-line recorded by toshiya tsunoda (Skiti, sk05)
・imai kazuo trio, Blood, CD+DVD (doubtmusic, dmf-124CD / 125DVD)
・IMPROVISED MUSIC from JAPAN 2009
・yui onodera le-jardin (alm45)

S本さんの “作業” には、とても平らかな安心感を感じる。
これはなんだろうなあ、と思う。
随分と見慣れてきたということもあるに違いないのだけど、それは大きな要因じゃない。
きっと “意味のないことを意味のないように” というその作業を、S本さんがまさに「そのように」行なうからだ。
人間は自分に、そして自分の行為に意味を持たなければいられないから
なにかを「意味のないように」行為することは言うほど簡単じゃないはずなのに、
S本さんは「そう」していて、見ている私にもはっきりと「そう」感じられるからだ。
ひとがしている行為を見ていることが、まるで座禅でもしているかのような平らかさを心にもたらすなんて
なんだかものすごい(座禅したことないけど(!)、でもそんなふうなのだ)。
空間にものをおく行為の感触をひしひしと感じながら、すっかり安心してしまうなんてことが
この世の中にあるなんて知らなかったなあ。
時おり、坂田和實さんのレイアウトのようだなあ、などと思ったりしている辺り、
まだまだ修行が足りませぬが。
■
そして、S貝さんのメロディは力強いサックスの音なのに、なんだか
地平線までいっぱいに草の揺れる丘でほろほろと涙を流す女の子を見ているよう。
■


Y子さんの作るご飯はどれもこれも美味しい。なぜだ。
サンドイッチはパンまで自家製。おいなりさんは中身が五目ちらしという贅沢。
歩いていたら横断してきたミドリキラリ虫。すわ、と携帯でおいかけてなんとか撮影。
名前はわからないけど、ゴミムシとかそんなかなーと思って調べたら
「アオオサムシ」というらしい。ほほー。
ムシたちはいつも良く出来ている。

明日から下記のイベントが始まります。
O氏が企画した友人たちのレクチャー&パフォーマンス。
私はポスターを手伝わせていただきました。
世の中の「いわゆる」がいかに狭量なものか、ということに
いつの間にか気付いている、そんなイベントです。 ぜひ!

レクチャー&パフォーマンス シリーズ
イグノラムス・イグノラビムス ムジカ
Ignoramus et Ignorabimus Musica
われわれは音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。
音楽を音楽として成り立たせているものはなんだろうか?
音楽からメロディやリズム、ハーモニーといった要素や「音」さえ取り除いてみると、そこには一体何が残るだろうか?
時間、空間、言語、分節、構成、偶然性、技術……etc.
「音楽」の必要条件に対して果敢に疑問符を呈し続ける鈴木學・木下和重両氏を招いて、レクチャーとパフォーマンスの連続講座を開催する。
音楽における問いは、美術における問いにも翻案できるだろう。
造形美を禁じてみると、果たして芸術を成り立たせるものはなんだろうか?
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11.18 TUE
『セグメンツ:音楽と時間』木下和重(音楽家、ヴァイオリン奏者)
ゲスト: 坂本拓也(プロジェクター/オブジェ)
体験型レクチャー+パフォーマンス
11.25 TUE
『音楽と技術』鈴木學(自作エレクトロニクス演奏家)
レクチャー+パフォーマンス
12.9 TUE
『イグノラムス・イグノラビムス:音楽とは何か』鈴木學+木下和重
ライヴ・パフォーマンス
【時間】連日18:00-20:00
【場所】武蔵野美術大学 9号館 3-306C (タスクルーム Red)
【WEB】http://ig-ig.org
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