2011.6月

11.06.28 暑い

ここ最近、突然暑くなってきた。
こんな時はできるだけ日中に外に出ないようにしているのだが
今日はそういうわけにもいかず、あれこれ用事を済ます。

そうしたらムサビの最寄り駅前にあるパン屋が開いているのを初めて見た。
割と最近出来たところなのだが、売り切れるとお店が閉まってしまう上に
あまりそちらを通らないのでこれまで開いているところに出くわさなかったのだ。
O氏も「入れた試しがない」と言っていたなあと思いながら入ってみる。
天然酵母のパンがメインらしく、こぢんまりとしたパンがちょっこりと並んでいた。
天然酵母のパン(レーズンとくるみ入り)とクマの形をした食パン「くましょく」なるものを
購入。この「くましょく」、こどもに大人気なのではなかろうかと思う。なんともかわいい。

それからムサビへ行ったら関野先生が旅に利用した船が展示されていた。
想像よりもずっと大きい。担当学生だったJさんがこの船をつくるための木を切り出しを記録するために
インドネシアに行ったことが懐かしく思えた。
しっかりと旅をして日本に来たのだなあ、あの木は。

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◎本日の読了
『コメットさんにも華がある』川原泉 白泉社

11.06.27 同期

大学時代の同期・岡田憲明氏が授業に招かれて講義をするということで、
もう1人の同期・Kちゃんと、O氏、I氏と一緒に学生に混ざって講義を聴講。
ここ数年で顔を会わせることが増えたものの、最近の作品をみたことがなかったので興味深かった。
出来うるなら、もっともっと作品とその内容について聞いてみたかったけれど。

それにしても今後、活躍の場がますます広がるであろう職種はまぶしく、
これからこういうことに興味を持つ学生が増えたらいいなあ、と思ったりする。
時代の流れとしては当然増えてくるのだろうけど。
専門のジャンルは異なっているが知らない世界はあらためて面白くて、
自分ももっとテクノロジーに対する造詣を深めたいものだと考えずにはいられなかった。
それが私の専門性になにがしかの影響を与えてくれるかもしれないのだから。
常に学ぶ姿勢を失ったら終わりだな、と改めて背筋を伸ばす。

それにしても彼が話していたように、気がつけば卒業制作から約10年、
ずっと作品の根幹がぶれていないのだから、卒制の影響力というのは計り知れないものだ。
(私も他の友人もその辺りは結局似たり寄ったりだ)
もちろん、当時自分の興味に素直に向き合った結果こそがそういう未来を作っているのだけど。
他の同級生は今、どんなことでがんばっているのだろうなあ。

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◎本日の読了
『太陽の坐る場所』辻村深月 文春文庫
 ▷ここ最近の作品(文庫に限る)はデビュー作ほどの衝撃を感じないかなあ…と
  思っていたが(それでも読ませる力はすごい)、これは存分にひりひりする、
  この作家らしい作品だった。満足。 

11.06.26 ◯◯◯◯の会

年に2度か3度くらい集まる会が今日は吉祥寺であった。2日連続でしげさんとご飯である。
さんざん食べてお腹がいっぱいだったが、あのメンバーで集まるのは
楽しくて、気安くて、とてもいい。楽しい夜の時間だった。
次の計画も上手くたったところでお開き。

しげさんが食べたケーキ。食器ととてもよく似合っていて美しかった。もちろん美味。

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◎本日の読了
『図書館革命』有川浩 角川文庫

11.06.25 久しぶりに

担当の授業のメインイベント、印刷の日。
やはりドタバタと進行せざるを得ないこの状況を次はもうちょっと整理して
進められるようにしなくては…と来年の豊富が盛りだくさんとなる。

その後、久しぶりに大学の助手時代に担当していた元・学生達と夕飯のため出かける。
タケッチ・ケンちゃん・みっちゃん・ヒルタ・まえみーと顔をあわせた。あとしげさんも。
集まるにはちょっと不思議な取り合わせだったためか、お互いにどんなことをしているのかの
確認から。大学に入学したての頃から知っているみんながどんどん大人になっていく。
微笑ましいし、頼もしいのだけれど、その一方でなんだかちょっとさみしい。
この感慨はなんなんだろうなあ、と思いながらみんなの近況を聞いた。

こういう集まりがある時、ここ最近はいつも予定が合わず不義理だったので、
今回は参加できて本当に良かった! また近いうちにほかのみんなにも会いたいと思った。

▽お店オススメのケーキ、デリツィア・リモーネ。

11.06.24 富士塚

長谷川佐知子さんの個展『白い家』を観に八丁堀へ行く。
白い空間に白い石彫。どんなことを考えながら作るのか詳しいお話を伺ったことはないが、
ギャラリーに置いてあった雑誌の取材記事を見ながら興味深く拝見。
自然物にはかなわない、という言葉に共感しつつ、その思いにとどまらない姿勢に感じ入る。
白い石彫は、まるで鉛筆でゆっくり丁寧に描いたドローイングのようだった。

その後周辺をぶらぶらしてみたら「鐵砲洲稲荷神社」というのがあった。
神楽殿、百度石、力石、針塚…などなんだかいろいろ揃っている(?)神社であったが
何よりも初めて富士塚を見た。近くまで寄ることは出来なかったが、
解説文によると富士山の溶岩で築かれているらしい。衝撃!
その山頂には末社鉄砲洲富士浅間神社が鎮座するのだそうだ。ほほー。
神社もそうだが、この富士塚も何度か移築・再築を繰り返して今の場所に。
江戸関連の書籍や神社関連の書籍を読んでいると富士塚と出てきて、
「そんなものがあるんだなあ」と思っていたので、実物をみると感慨深かった。


おお、お百度さんだ。


本堂の横になぜか二宮金次郎さんがいた。


富士塚、富士塚(興奮ぎみ)!

さらにその後、あちこちをぶらぶら。
都心ではバーゲンが始まっていて、ふらりと入ったお店でとても好みの服を見かける。
とはいえ30%オフでも2万円を超えられちゃあ、すごすごと退散するのみである。

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◎本日の読了
『風光る』30 渡辺多恵子 小学館

11.06.23 最終日

全5回に渡った製本特講の最終日。
早い人は30分くらいで最終行程を終えて完成となった。
さすがにここまでくると各自のスピードに差が出てくるが、それでも今年は
ほとんどの人が完成に至ったのは驚くべきことだった。

「きっと、どこか行ってくださいね」と先生が分かれ際におっしゃったことを
忘れずにおこうと思う。行動すればそこには何かがついてくるに違いない。

▽学生達の作った丸背の本。中は無地なのでノートになるだろうか。
 最後のプレス中。

11.06.22 ベルばら

久しぶりに切手でも見に行こうと郵便局へ。
そうしたら『ベルサイユのばら』切手が出ていたので思わず購入。

このアニメシリーズはずっと見ているものの、あまりそそられずあまり買ったことがないが
これはちょっと買わねば…という気になった。
マンガの絵とはちょっと違うけれど(アニメ版の絵なのかな)
これまでのシリーズと違って手描きっぽいタッチなのはペッタリしていなくていいと思う。

でも、個人的には80円切手はあまり使わないのであった。

11.06.21 雲が

なんだかすごいことになっている日だった。

11.06.20+21 何ごともなく

なんだかふ抜けた2日間。
これといって何もしなかった。少々気が抜けたようである。

11.06.17 高知から

高知新聞が届く。『イーストウッドの男たち』の書評が載っている部分。
実物を見ると改めて嬉しいものであった。


《高知新聞 2011年6月12日(日)付》