作業をしている横でTVがついていたので、
何気なくチャンネルを変えたら知り合いが出ていてびっくりした。
……。!? わわっ。 となった。
15分番組のうちの、更に一部だったのでステキなタイミング。
岡本君は変わらずアニメーション制作に向き合っているのだな。
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今日は関わっている展覧会のリサーチ。
休館中の図書館に場所と蔵書を借りて、少しずつ目の前と頭の中に年表を作ってゆく。
そうしていると分断されていた事柄がお互いに関連性を帯びてくるからたまらない。
あー、幸せ。
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その前に歯医者に行った。虫歯の治療よりも歯石取りの方がずっと痛いなあ。
先日から準備をしていた、恩師を囲む会当日。
数十年前に学生だった方から、この3月に卒業したばかりの若者まで総勢50名ほどが集まり
先生の長年の教員生活や研究活動を振り返り、退任のお祝い。
先生は雄弁な方ではないけれど、その言葉はシビアにまた時にユーモラスに
学生達の胸に響き、至言として刻まれているのだなあと
自分の体験も含め、各出席者と先生とのエピソードを聞いて実感。
それに会場は終始あたたかい雰囲気で、先生がみんなから慕われているのがとてもよく伝わってきた。
かくいう私も先生の大ファンだが、なかなか突っ込んだ話をしたり聞いたりする機会が
ずいぶん長い間ないので、最近先生がよく口にする問題提起やコンピュータ黎明期のお話など
じっくりゆっくり聞く時間がいつかあったらいいなと思っている。
原画はよく似ていたのに、飴になったら全く似ていないという結果だった記念品(のうちのひとつ)の金太郎飴。
けれど、そのことも含めてみなさんの笑顔のもとになったようなのでなによりであった。
▷パッケージの裏に貼ってあるのが金太郎飴用の原画。
それと完成形の差を楽しむのもひとつ。
▷お味見用(味はヨーグルト味)。私の独断だが、先生のイメージで。
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金太郎飴の原画と合わせて先生へのおくりものとして似顔絵を描いてくれたのは
友人でイラストレーターのマエダナツコさん。私は彼女の絵が大好きでぜひ彼女に!と
今回結構なムチャぶりをしてしまったが、こころよくステキなイラストを制作してくれました。多謝!
©Natsuko Maeda
4月9日より武蔵野美術大学内のギャラリーで大学院博士後期課程の研究発表展が開催されます。
生まれもメディアもおそらく研究の文脈も違う3名の方が出品するのですが、
なにか共有のキーワードで繋がっているような不思議な感覚が作品から匂いたっています。
その感覚を体感しに、ぜひおいでください。
ちなみに私はポスターやフライヤーを制作させていただきました。
こちらも実物をご覧いただければと思います。
週末にお世話になった先生を囲む会がある。
そのための準備のため、買い出し、出力、裁断、パッケージ。
真夜中に大量の似顔絵グッズと向き合っているという妙な状況。
会に参加する皆さんがどんな反応をくれるか、気にもなるし、楽しみでもある。
ふふふ。
▷セット一式
▷パッケージ完了
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◎本日の読了
『祝魂歌』谷川俊太郎編 朝日文庫
▷響く詩は身体に沁み入るように入ってくる。
家にいるのがもったいないほどいい天気の日。
春がずいぶん近づいているなあと思う。
映画『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』を観た。
1994年、南仏で発見されたショーヴェ洞窟とそこに広がる3万2千年前の洞窟壁画を
3Dのダイナミクスで観られるだけでも価値がある映画だと思う。
3Dで大画面、であることに意味のある映画だった。
しかし3D映像は、いつも観ている世界の見え方とは違う(=疑似世界だ)とわかっているのに、
なんだか自分が今観ているのはリアルなのかそうでないのかふとわからなくなったり、
逆に立体感を失って急に2Dを観ているようにも感じたりして意識の裏の方で「?」と混乱したりもする。
不思議な体験だ。
この映画、展開自体はテーマがあちこちに行ったり、「印象」に過ぎる気もするのだけれど
それをさておいてもヒトという生物としての興奮を覚える作品であります。
考古学って「かつて」に敬意を払う姿勢は控えめかつ情熱的な感じがしていいなあと思う。
(自分たちと違う世界を持っていた人々に対しての寛容、がある。それが必要不可欠な世界なのだろうけど)
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◎本日の読了
『告白』湊かなえ 双葉文庫
『繕い裁つ人』1.2 池辺葵 講談社
『七夕の国』3 岩明均 小学館文庫
本日のお言葉
『たとえば農家の人は、作っても作っても、みんなが食べちまうから、また作らなきゃならない……なんて、
そんなふうに嘆きはしないだろう。それと同じだよ。人の営みってのは、そもそもそういうもんさ。
終わらないから徒労なんじゃない。繰り返し、循環させ、維持していくことにこそ意味がある。』
〈『シンメトリー』誉田哲也 光文社文庫〉より抜粋
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◎本日の読了
『シンメトリー』誉田哲也 光文社文庫
人から頼まれていた生地探しに出かける。
行きつけの手芸屋は三月の日曜日ということもあって、混雑している。
子どもたちの新生活に向けていろいろと作るものが多いお母さんがいっぱいだ。
その中で、ああでもないこうでもない、と生地を見て回る。
自分のだったら、自らの趣味で選べば済むので気楽だが、人様のものとなると
こういうの好きかしら、とか、使う用途としてふさわしい柄かしらなどとウンウン唸るのであった。
その後、別の用途に使うパッケージ用品を探しにいったが
目的のお店は休業日で空振りであった。残念。
本屋によってあれこれと買い込んで帰宅。
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◎本日の読了
『ソウルケイジ』誉田哲也 光文社文庫
『日本人の知らない日本語』3 蛇蔵&海野凪子 メディアファクトリー
確か今日もいろいろ予定が入っている予定だったのだが、いろいろ繰り上がったり
予定通り済んだりしてぽっかりと自由時間ができた。
…と思ったらそれを見計らったように歯の詰め物がポロリと取れた。
なんとも持ち主孝行な詰め物である。
夕方、S嬢、O氏、N嬢と一緒に夕飯。
酔っぱらい相手に他愛もない話であれこれ盛り上がり、楽しい時間であった。
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◎本日の読了
『ストロベリーナイト』誉田哲也 光文社文庫
打ち合わせのため、本郷へ。
いくつかの提案をして、おおよその流れが決まってきた。
制作していったものをクライアントの前で見せる時は変わらず緊張するが、
気に入ってもらえたようで、ほっとする。
帰りがけ、以前TVで見たSocial cafe「Sign with me」に寄る。
指差し注文でスープのセットを頼み、席に座る。
目の前は大きなホワイトボードでお客さんからのメッセージやお店からのお知らせなどが書かれている。
店員さんは手話はもちろんアイコンタクトをしたり、肩を叩いて注文の品を届けてくれたり。
(こちらが手話をできればもっと会話も弾むのだろうけど)
それらが醸し出す店内の満ち足りた静けさが驚くほどに心地よくて、すごくリラックスできた。
飲食店が穏やかに静かだとこんなに居心地が良いのだとはじめて知ったなあ。空間が存在を認めてくれている感じだ。
何となくここ数日やさぐれた気分だったのだが、その毒気がすっかりデトックスされた心持ちで
とてもありがたかった。
スープもおいしかったし、気になるメニューが他にもあったのでまた寄ってみようと思う。
試みとしてもとても参考になるお店なのでオススメです。
一ヶ月以上も更新していませんでした。
その間にいろいろとイベントあり。
さかのぼりつつ、更新していきますので、
よろしければご覧下さい。
さて本日、時差ボケかと思われたものの
そろそろその兆候もなくなってきて、朝から作業。
時々読書。
自分の中で新たな試みをしたチラシとポスターを入稿。
「こうするとどうなるのかな?」と思ったことは広がりと可能性を秘めているよな、と考える。
制作の時に考えるだけじゃなくて、日々トライ&エラーで自分の中にその結果を蓄える必要がある。
今年はちょっとずつでもそういうことを増やしていきたいものだ。
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◎更新していなかった期間の読了
『岳』16 石塚真一 小学館
『恋と軍艦』 2 西炯子 小学館
『科学の巨人 アインシュタイン』岡田好惠 講談社火の鳥伝記文庫
『ビヨンド・エジソン 12人の博士が見つめる未来』最相葉月 ▷いやあ、面白かった!
『しょんぼり温泉』2 小田扉 集英社
その他、蔵書類の読み返し