2013.10月

13.10.30

大型本屋をハシゴ。
活字中毒から抜けられず今日もあれこれ買い込んで、背徳感たっぷりの充足感。

ここならあるだろう、ってところに折悪しく探し物がなかったりして
読みが外れたりもしたが(カンが鈍ったなー)、まあ別の本屋で発見できたのでよしとする。
そういえば偶然、ここ最近でピカイチの装丁を見かけて、
しかもそれが自分の好きな人の本だったもんだからウヒョホイと弾んでしまう。
この装丁ならジャケ買いもしたろうけれど、中身も楽しめるなら最高だ。
誰が装丁したのかなと見てみたら、大御所デザイナーでうーむ、納得。やっぱりすごいなぁ。カッチョイイ!
…というわけで、普段なら買わないハードカバー本を買ったりしてまたも荷物は重量級なのであった。

そのまま、映画を鑑賞。
夜に観るには重いなあ…という感じだったけど、
じゃあいつならいいんだと言われるとそれも悩むな。
怖い映画だったけれど、役者さんたちはなかなかでありました。
狂気に満ちた姿は「うへー」と感心。

13.10.28 昼間のパパは

今日も出張仕事。
普段、多くの人が働くいわゆる「会社」という場所を見ることがないので
ついなんとなく、もの珍しい気分になる。
私が指示をもらう方はもちろん、フロア内で働く男性をみると
「お子さんたちはお父さんのこの姿を知らないのだなあ」と不思議な気分だ。
子どもって、目の前で働いていない限り父親の仕事をする姿を
想像することすらないんじゃないだろうか(イメージしやすい「パイロット」とかなら別だけど)。
私も父の仕事の顔をみることはまずないので、こんな感じなのかなあと想像してみたりする。
スーツを着て、たくさんの人とやりとりをして、仕事の会話をして、
たまに休憩して、電話もして、会議もあって、そして書類も作ったりして。

そうか、『昼間のパパ』はこんな感じなんだなあ…としみじみしたのであった。

13.10.26 お知らせ

友人の渡辺俊介さんが参加する展覧会が本日から始まりました。
前回の展覧会に行けなかったので、ぜひとも行きたいなあ。
東京からは少し距離がありますが、思ったほどは遠くないので
行楽がてら訪れるなんていうのもオツだと思います。観光都市ですしね。ぜひ。

『膜 -Re: membrance-』
津田翔平 渡辺俊介 阿部圭佑

会 場:Give me little more.
    松本市中央3-11-7
    http://givemelittlemore.blogspot.jp/
    Twitter▷@givemlm
期 間:2013.10.26(土)〜11.03(日)※月曜休廊
時 間:11:00〜20:00
料 金:無料(ドネーション制)

イベント
10/26(土)19:30-
オープニングパフォーマンス
入場料:¥1,000/要ワンドリンクオーダー
 オープニングイベントとして展示作品を軸に映像や音楽を用いたパフォーマンスを行います。
 作家がリアルタイムで繰り広げ音と映像により展示作品が新たな表情を見せ、
 「その場でしか起こりえない」芸術作品が出現します。

10/27(日)13:00-
作家とゲストによるクロストーク
入場料:¥1,000(ワンドリンク付)
 ゲストスピーカーを招いて、制作の動機や方法を作家に聞きます。過去の作品や制作の裏話、
 今回の展示について率直な意見を聞ける機会です。お気軽に御参加ください。

11/02(土)13:00-
トークイベント「アートにできること」
入場無料、要ワンドリンクオーダー
 現代美術の最先端に立つ3作家を交え、これからのアートについてトークイベントを行います。
 イベント後には作家との交流会があります。
 
 
企 画:インデペンデントキュレーター 石田大祐
    サンカク社
後 援:松本市教育委員会

13.10.25

台風の行方を気にしながら、出張仕事。
結局、帰宅までひどい雨にならずに済んだのでよかったよかった。

行きがけにお気に入りの本屋にいって、気になっていた本を数冊購入。
雨なので多くを買わないように我慢。
本当はもう一冊買いたかったのだけれど、在庫があまりきれいじゃなかったので断念。
真白な装丁の本は潔くて好きなのですが(まあ内容と合っていればね)
汚れやすいのは難点ですな。出版社の方とお話する際にその辺りを気にされるのは
さもありなん、です。

夜、強くなる雨音を聞きながら読書。深夜の長くゆらりとした地震にすこしおののく。

13.10.22-23

ロンドンから帰国以降、どこかへ行きたい病を発病させて
ここに行きたい、あそこにも行きたい、と落ち着きのない心持ちなのだが、
その一方で反動のように家から出ない数日を過ごす。
前日の夜までは、明日はここに行こうかなあ、あの展示も見たいなあ、などと
思っているのだが、起きてみると結局ずっと家から動かず…というか
ほとんど場所すら動かず、ずっと本を読んでいた。

気が付けば、この2日間で8冊の本を読了(うち2冊はマンガ)。
何かを得るという気持ちもなく、ただ巣にいて安心していたいかのように本の中。
こんなのを何日も続けてはいけないが、至福。

13.10.21 散歩

【※今回はなかなかにキワドイ虫たちが出てきます。要注意を。】

ap嬢と散歩。緑の多い道沿いをぶらぶらと歩く。
人様のお庭にある植物を眺めたり、たくさんのドングリを手に取ってみたり
見かけた生き物を観察したり。
近場でも少し行けば見たことのない道があって、そこにはお店や家があって、
ヘンテコなものや素敵なものがあるので二人してウヒャウヒャしながら、の数時間。

最終目的がケーキ、ってところがいかにも…ですがね。


▷人様のお庭に。


▷小さいトカゲ。多分まだ子ども。
 
 
 
【次は蜘蛛です】
 
 
 


▷とってもカラフルで大きな美しい蜘蛛。ap嬢と賞賛。
 実物はもっと彩度が高かった。
 
 
 
【次は毛虫です】
 
 
 

▷毛虫がドングリを食べるなんて知らなかったな(ちなみに左側が頭)。
 
 
 
【そして芋虫。】
 
 
 

▷モスラだ、モスラ!と盛り上がる。実際はずいぶん小顔。
 毛虫や芋虫は意外と「こっち向いてー」と言うと向いてくれます。
 
 
 
【ここからは花とケーキなのでご安心を】
 
 
 


▷秋にも花はたくさん咲くものですね。


▷季節感あふれるミルフィーユ。うっとり。

13.10.08 テレビの中の知っている場所

ロンドンへ行っている間に、NEWS ZEROで武蔵美の図書館と
アプリ『MAU M&L 博物図譜』が紹介されたそうです。

番組のホームページで映像が見れます。
http://www.ntv.co.jp/zero/mygeneration/index.html

見逃した番組をこうやってみられると助かりますねえ。
それにしても、知っている場所と知っている人が
テレビの中にいるってなんだかリアリティが欠落して変な感じだな。

13.10.01-10 ロンドン

SGさんと「海外行くぞー!」とロンドンへ。
盛りだくさんの日々だったので、思い起こされることをつらつらと書いてゆきます。
全部は書かないかもしれません。
更新も気の向くままといたします。

13.09.30 前夜

明日からロンドンへ行く。
おかげでギリギリまで仕事が詰まっていたため、全く十分な準備ができていないけれど
まあロンドンは都会だ、と言い聞かせる。
フライトが早いので、今日は同行のSGさんと空港の近くに前泊。
夕方少し前に待ち合わせて、旅行安全祈願をしてから各々用事のために再び都心へ。

私は寝不足でどろりとした意識を引きずりながら新宿をうろついて
足りないものを買い足したり、両替したり。
最低限やっておくことをすませるたびに、身が軽くなるようでちょっと元気になってきた。

一段落してから、しばらく日本食とはお別れだ、と夕食をお好み焼きにする。
日本食を探してお好み焼きってのもなんか妙な気もするが、でも…うん、日本食だもんね。
おいしいなあと満足していたら、食後に小さなかき氷のサービスがあってなんだか嬉しかった。
そういえば、今年はかき氷を食べていなかったのだ。

ホテルに戻って荷づくりをしているところへSGさんも帰宅。
ともかく明日は早い、と就寝。
(このホテル、「ホテル」なのだが予約した部屋が床に布団敷きで面白かった!)

13.09.29 どたばたー

本当は予定を入れていた午後だったが、仕事のやりとりが長引いてキャンセル。
とても楽しみにしていたので凹凹である。
とはいえ、やるべきことをやるべし、と言い聞かせて黙々と作業。
ここ数日、故あってほとんど寝ていないので目の周りの意識がぼんやりしている。


…が、友人たちへの第2回「課外むし部」が夜にあったのでなんとか会場へとたどり着く。
今回は4月に行ったボルネオで見たむしたちの紹介で、
一緒に旅行をしたぶっちーも来てくれたので、一段と華やかな時間となった。
準備不足で申し訳なかったけれど、みんなの暖かいまなざしに助けられました。感謝!
(次はもっとちゃんと準備してきます!!)

そして、K下さんご提案のS木さんの音楽とのセッションは
私にとって新しい体験で、五感が鋭敏になる瞬間を感じ取れる時間だった。
聴衆として存在するのとずいぶん違うその感覚は、
何かを発見した時のまなざしが心の辺りで開くようだった。
(って、わけわからないですかね…。我ながら伝わらないなと思うけれど、
 本当にそんな感じだったのでどうかご容赦を。)

みんなが集うこの空間はいつもエキサイティングで、大好きだ。