2011.10月

11.10.30 【その2】

芸術祭であまり、モノを買うことはなかったのだが
今年は作品販売が一カ所にまとまっていたので、いろいろ見てたら買い物していた。


とてーもきれいな作りのカップ。


陶で出来たボタン。大きめ。


これも陶で出来てる。ぷっくりしたフォルムにイチコロであった。

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◎本日の読了
『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』大鐘良一・小原健右 光文社新書
▷最初と最後に一般の就活と結びつけられているところが若干興ざめではあるものの、
 読みやすく面白い一冊であった。

11.10.29 【その2】秀逸

研究室への手みやげを…と思っていたらこんなものを見つけた。
わわわ、カワイイ!とひとり店先で盛り上がりながら購入。
おまんじゅうであります。




▷気が付いたらこんなありさまにされていた。こわいー。

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◎本日の1枚


▷カメラを放置していたらナイス女子・ナトゥがいたずらをしていた。やはりナイス女子。

11.10.29 【その1】芸術祭

卒業して久しいが、いまだに大学の芸術祭に足を運ぶ。
祭りを楽しむためというよりはそれを口実に集まってくる
かつての担当学生たちに会えるからだ。

今日もたくさんの卒業生に会えて嬉しくなる。
久しぶりの顔も会ったり、近況として仕事の話を聞いたり。
頑張っているみんなの話を聞ける機会はとても嬉しい。
社会に出て3年、それぞれにいろんなことが起こって、周囲の人間関係が変わったり、
転職していたり、海外に行くことが決まったり。
本人にとっては続いている日々も聞く方にとっては驚くことが多いけれど
きっとそのひとつひとつは大切な出来事で、それが機会やチャンスや挑戦であれば
本当にできる限り飛び込んでもらいたいなあと、僭越ながら思っている。
まだまだ、なんでもできるよね。
…なんて思っているばかりじゃなくて、私もみんなを見習って頑張らねば!


それから、『AがBであるように僕もまたAである』(大垣彩・竹畠薫)という展示を観に行く。

私は油彩をやろうとか、絵を描こうとか、基本的に思ったことがない。
(絵が描けたらいいなあと思うことは何度もあるけれど)
大垣さんは抽象画を描き、
竹畠さんは風景画と言えるものの、その色彩の方が強く印象に残る作品を描く。
そんな2人の作品を観ながら、一体どんな意識と闘いながら
絵の具をキャンバスにのせていくのだろう、とふと不思議な気分になった。
絵に自分をぶつける行為をしない私が、もし大きなキャンパスに色をのせていく行為をしたとすると
(しかも写生のようなことではなく、自分から湧き出る「何か」として)
どこかでその行為そのものの意義や意味を疑問に思って行き止まりにぶつかって
打ち捨ててしまいそうな気がするのだが、
2人とっては絶対にそんなことはないし、むしろそこに自分が制作をする意味や
生きていく際の必要性みたいなものを見いだしているのだ。

そんな姿勢のどちらがどうだ、ということではなく、
心底その「夢中」の違いが不思議に感じられて、わくわくする。
自分の知らない世界があることにも、それに向き合っている人の存在にも、
そしてその結果としての絵画にもわくわくしてしまう。
会場で2人には会えなかったけれど、どんな風に何を考えて日々を過ごしているのか
一度ゆっくり聞いてみたいなあと思った。

11.10.30 【その1】記念室

武蔵野美術大学には『田中誠治記念室』というのがある。
そこが、リニューアルしたので内覧会に伺った。


▷生前使用されていた机と人名帳


▷室内はあえてシンプルに仕上げられている。

在学時は学内にある彫像がその人であることくらいしか知らなかったが、
今回お仕事で田中氏の書いた文章を読んで、どんな風にムサビと関わった人だったのかを知った。
いやはや、興味深かった。
レセプションパーティーでご年配の方がどういった人だったかをお話されていたが、
それを聞いたのが一番面白かった。
当時の学生と、理事長であった彼は「学生」と「理事長」ではなく、同志であったのだそうだ。
今の時代、そんな関係性は望むべくもないし、私たちの世代の関係性の作り方ではないとは思うが、
それでも少しだけうらやましくも思った。

11.10.25

人に会いたいな、ということで近所の「いつものメンバー」に声をかけたものの、
いまいちタイミング悪く、O氏しか集まらなかった。
結局国分寺で2人で夕飯を食べながら、仕事の話などをしてしまった。いつもとおんなじだ。
ただタイミングが違えど、お互いちょっとアメリカへ行く予定があるので、そんな話も。
そこで初めて「アメリカは事前に申請をして許可を取っておかないと入国できない」と
聞いてびっくりした。帰って『地球の歩き方』を見たら本当に載っておりました。危機一髪。

久しぶりに少し大きめの本屋に行ってテンションがあがったので
大量に本を買ってしまった。確実に脳内から快楽物質が出ていたぞ、あれは。

11.10.24

歯を磨いていたら、ふと《ウイルスの生態(って言っていいのかどうか)》への興味が再燃した。
そんなことを教えてくれる本でも探しにいこうか。

…とネットでひとまずどんな本があるか探していたら絶版だが気になるものがあった。
こういうの、古本でも扱ってない時に図書館の蔵書を調べてみるとあるんだな、これが。
入手できない本にアクセスできるなんて!本当に優れたシステムだ。
改めてこの外部記憶装置はすごいなーと思った。

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◎本日の読了
『千年ごはん』東直子 文春文庫

11.10.23

他人にはどうでもいいのだが、やっぱり近所に新しくできた本屋が苦手である。
本屋の店員たるもの、少なくとも本とそこに来るお客にふさわしい心遣いをして欲しいよなあと思う。
できるだけここでは買うまい!などとひとり不買運動を心するのだが、
近所にここ以外本屋がないので困ったもんである。

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◎本日の読了
『モダンタイムス』下 伊坂幸太郎 講談社文庫

11.10.22 日々是学習

今日まで3週間の間、初めて担当する授業を受け持っていた。
いろんな巡り合わせがそうさせたのだが、ほんっっっっっとーーに勉強になった。
かつて自分も受けたことのある授業だが、受けるのと受け持つのじゃ全く違う(当たり前か)。
恐らく受講生以上に、モノゴトへのアプローチの仕方や関連性の作り方を考えていた。
一緒に授業を担当していた先生方を目を皿にして観察し、何を言っているかダンボ耳になり、
取り込もうと必死になっていたが、こんなことは久しぶりだ。

授業には様々な進行の方法があることも知ったし、自分の脳みそにはリンク能力が欠如していることも痛感。
いやはや、こんな機会をいただいたことをただただ感謝するのみ。
12月にまた機会があるので、その時はもうちょっと自分がぐにゃぐにゃだといい。

授業後に12月の打ち合わせをしたのだが、やっぱりM氏はすごいなあ。ぐにゃぐにゃだなあ。
Jさんも飛び入りした打ち合わせはすごく楽しかった。 
なにせ、スケジュール構成がイラストだ。
打ち合わせっていつもこんなでありたい。


夕方、いつも来日を心待ちにしているマイスターに会いにいく。
1年に1回ある楽しみ。 いつもあまり会話はできないけれど会うと幸せな気分になる人だ。
今回は”MAMMUT”で意思疎通。むふふ。

夕食に点心。は〜幸せ。美味しかったなー。

11.10.21 ようやく

少し前のドタバタが収束してきた。
越えてしまうと、どんなだったか…大変だったという感覚しか残っていないので
人間というのはタフである。
どちらにせよ、忙しいというのは幸せなことだな。
時々休息がないと荒んでしまうけれど。

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◎もういつ読んだか曖昧だが…ここ最近の読了
『モダンタイムス』(上)伊坂幸太郎 講談社文庫
『少年ノート』2 鎌谷悠希 講談社
『岳』15 石塚真一 小学館
『なかよし団の冒険』 西村ツチカ 徳間書店
『聖☆おにいさん』7 中村光 講談社

11.10.19 発動

読み方の気になる言葉を調べるのに辞典をめくっていたら
全く関係ないところでイカした言葉に出くわした。

しゅんきはつどう き【春機発動期】〔「春機」は色気の意〕思春期。
〈『新明解国語辞典 第四版』三省堂より〉

発動!ロボットみたいだ。
春を思うというのも独特の風情を持った言葉だが、こちらもなかなか。