2011.4月

11.04.28 なんだか大集合

朝から作業。
明日は出来るだけ仕事から解放されていたいので、せっせこがんばる。

夜にfs嬢から電話。mrkn嬢とご飯だというので、いつもの場所へ。
そうしたらあとからap嬢とkp嬢も合流。
さらにすごーく久しぶりのdaiちゃんに会うことも出来た。

見慣れた顔ばかりだけど、考えてみればそれぞれが久しぶりだったりして
不思議でもある。それぞれの四月がそれぞれを通り過ぎていっていた。
それにしても、なにがこうラクチン感を出すのだろうなあ。こういう友人がいるのはいい。

夜、決めかねていた色を決定。データを整えて入稿。
これは本当に仕上がりが楽しみだ。完成したら画像アップします。

11.04.27 強風

今日は本当に強風だ。髪の毛がもっさもさになる。
でも、前を歩いていた茶髪の女性ももっさもさだったから、そんなもんなのだろう。

打ち合わせで立川の紙工会社へ出向く。少し駅からは遠いけれど、
立川にあんな風景があるのだと新鮮で面白かった。
会社の方はみな丁寧で親切で、なんだか嬉しくなる。
私は知らないことがたくさんあるけれど、どんどん聞いていいのだと思わせてくれて
あまり緊張せずにあれこれ聞くことが出来た。

なかなか理想の紙を使うのが難しいことも多いのだが、今回はドンピシャで
楽しめている。ああ、ありがたい。
こうやって少しずつひきだしと経験を増やして、職人的スペシャリストになりたいと思った。

それにしても、そこで聞いた職人技にも興奮。ああ、実際に見てみたい…。

帰りに本屋で
『ふらり。』谷口ジロー 講談社
『少年少女学級団』藤村真理 集英社
『図書館戦争』有川浩 角川文庫(やっとでた!!!)
を購入。最近とんとむさぼるような読書が出来ていないのでだいぶ活字欠乏症。
ただ活字を頭に入れるには、ある程度の精神的ゆとりは必要だよな、と思う。
ゴールデンウィークに少しゆっくり出来るといいなあ。

そして、とうとう今日、秘密の扉を開けることに成功。むふふ。

11.04.26 どちらにしようかな

仕事で色を決めなくてはいけなかった。
候補は2つまで絞ってあったのだが、昨日寝る前に「こっちだ!」と決めたのに
朝起きたら「こっちかも…」となる。
このままでは延々ループするので、大学に出向き、ありとあらゆる知人に聞き回る。
そしたら、意見が割れてよけいに混乱。でもいろんな反応が見れて収穫でもあった。

ただわかっていたのは「決めるのは私」ということと「好きな色と必要な色は違う」ということ。
さんざんみんなにうにゃうにゃ言ったけれど最後はそこで決断。
私が作っているのは「欲しいもの」ではなくて「必要なもの」なのだ。
「自分でも欲しくないもの」を作っちゃいけないけどね。

ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。

それにしても、今度欲しいものを聞かれたら「決断力」も追加しておこう。

11.04.25 あっぷあっぷあっぷ

こんなことばっかり言ってるなー。
仕事の進め方がヘタクソ過ぎて方々に迷惑をかけている自分に自己嫌悪。
今度「何が欲しい?」と聞かれたら「学習能力」と答えよう。

04.18(月)
大学の仕事で制作しているものを2点入稿。色にさんざん悩んだが、さわやかなものが
できた。実際の品が見られるのは6月だが、近々サンプルがあがってくるので楽しみにしておこう。

04.19(火)
……何してたっけ。

04.20(水)
朝は大学で打ち合わせ。看板などを出力していただく会社の方とあれこれ相談。
「こんなことできます?」とか「あ、じゃあ、こういうのは?」とか具体的なことが
わかっている人と話をするのはとても刺激的で、アイディアがたくさん出てくる。
横でI上氏が「……よ、予算」という顔。 心配させております。
図書館に寄ってデータを入稿し、昼食をotakio・fsと食べてから銀座へ。
母親と用事を済ませた後、王子製紙で大量に紙見本をいただいて、王子サーモンで
サーモンを買ってもらい、煎餅やらお茶やらまで買ってもらう。ありがたや。
東京駅で「まめぐい」に寄って寄託。夜、otakio・ap・fsと夕食。
このメンバー、からみ率が激しく高いな…。勝手知ったる仲というやつだ。
「登場率高いな」というが、致し方あるまいよ、otakioくん。

04.21(木)
土曜日の授業に必要な資料を作成するため、研究室で印刷工房を借りる。
夕方に行ったので今日は製版作業だけ。新しくなった製版用の水場は水圧が強力で
コントロールするのが難しかった。びっちゃびちゃ。
現像機が久しぶりの稼働だったため、最初のフィルムが水洗時に詰まる。
そうだなー、こういうことあるよなーとなんだか懐かしかった。

04.22(金)
昨日に引き続き、シルク作業。刷り直前で版がデータの時点で間違っていたことに気づく。
きえーっ。一部版を作り直し、印刷。
今年は1枚刷り見本を追加。学生が作業する場所のコンディションでどれだけのことが出来るか、
その参考用。このくらいの線は大丈夫、ドットはこのくらいに…
そんなことがわかるといいのだが………インキを緩くしすぎたーーーー!!がっくし。
0.25ptの線を最後までつぶさずに出そうと意識しすぎて逆に写真画像がつぶれてしまった。
こんなへなちょこで果たしてどこまで参考になるのだろう……。
やりなおしたいが時間もないので、例年印刷している見本にかかる。
こちらは2版だが、実質3刷り。途中apが遊びにきてくれたのでありがたい気分転換。
あれこれあるが、やっぱりシルクは楽しい。今年度はたくさん作業をさせてもらおう。

夜半、知り合いから頼まれていた音楽コンサートのチラシをつめる…が
途中しっかり爆睡。きゃあ。

04.23(土)
朝、姉から「たまごを100個ゆでている」というメールがきた。
今日は超強風にて髪の毛もっさもさ。しかも朝、前髪切りすぎた。

今年度の初授業。各学生に会っている時間は5回ととても短い。
いつも初回は緊張してあまり彼らの顔が見られないのだが、今年の学生は
ナチュラルな反応を素直に出してきてくれるので少し安心。
こんなことできるよ、あんなこともしていいよ、これもやってみない?
そんな話をしながら出来るだけ楽しいことだと知ってほしい。
授業は年を経るごとに一歩ずつ工夫をしていく。それで理解が深まったり、
興味を持ってもらえるなら最高だと思う。どうしたらいいか考えるのは面白い。
今年は刷り見本を1枚増やしたけれど果たして役に立つかなー。
授業でしゃべり倒すにはずいぶんなエネルギーがいるんだった、そうだった。

あまりにも強風でげんなりして研究室に居座ってぐずぐず。
ナトゥと話すのは朗らかな気分になって好きだ。

04.24(日)
大学時代の友人と会う予定だったが、延期に。
しかしありがたかった…私はこの仕事をどうして終わると思えていたんだろう……。
という感じでひたすら作業。ここのところ天気がとても不安定だ。

11.04.17 夢の国

つい先日、夢と魔法の国が再開されたようだが、それとは別の夢の国に行く。
広大な敷地内にありとあらゆる生活の品。うっとり。ああ、幸せ。

ペットコーナーにて金魚やら鳥やらハムスターやらネコやら、はてはヤギまでみて、
クラフトコーナーでは自宅で組み立てる大阪城やら曼荼羅のジグソーパズルやらをみてうっとりし、
照明コーナーではどんな家に使うんだ、というような巨大シャンデリアを見上げる。
その後も見きれぬほどの店内をうろちょろ。ああ、幸せ。

こんな巨大なホームセンターがもっと近くにあったら日々通うのになあ。

道すがら見つけたものたち


花ざかり。


いやあ、いい子だった。


なんでジャック・オ・ランタンなんだろ。


友人ヨッダールタに捧ぐ。


ばっちい感じがよく表現されていて◎

11.04.15 ファンタスティックぎりぎり

ふとそういえば『イリュージョニスト』が観たいんだったなぁ、と思って
映画館の上映スケジュールを観ていたら、同じく観たいと思っていた
ファンタスティック Mr.FOX』が(その映画館では)今日で上映終了になることが発覚。
時計をみると1時間30分後が最終上映。
こりゃいかん、と珍しく即行動(普段はあまり映画に熱心ではない)し、
ぎりぎりファンタスティックに間に合った。

これがストップモーションなんだからすごいなあ。CGだって自分では出来ないから
そりゃあそりゃあすごいのだが、ストップモーションの場合、その手間ひまが想像しやすい分、
「これが、全部…かぁ。うへぇ」と思いやすい。

内容はというと、話の展開がスピーディーで、その辺りは児童文学ならではなのかもしれない。
でもそのスピード感と、急に動きが速くなるキャラクターたちが妙なコミカルさをたたえていて、
思わず脱力。そこを面白がりながら笑ってみることが出来る映画だった。
「いる?今のシーンいる?」と否定的ではなく好意的に思って笑えたりとか。
目の表現なんかをみていると2次元のアニメーションやコミックの表現を彷彿とさせて、
その使い方もうまいなあと思う。 これは何回か観てもいいな、と思う。
オオカミの存在の扱い方など、消化不良というか…謎な部分もあるが、
それは原作読んだらもう少しわかるのかもしれない。

ともあれ、観に行ってよかった。

11.04.14 アーティストトーク

『武蔵野美術大学 平成22年度 博士後期課程研究発表展』のアーティストトークの日。
作家の前さんが制作のときに、どんな意図を持っているのか、何を大事にしているのかが
垣間見えてとても興味深い。
聞きながら、私が制作した広報物はあれでよかったのだろうかということを考える。
もっと早くここで聞いたお話を聞き出せていればもっとよいものを作れたんじゃあないかな、とか。

夜はotakio氏とap嬢に呼び出され、一緒に夕食。
どうでもいいが、最近何かのペットボトルに貼られているキャンペーンシールの
「aiko」という表記を見るたび、「akio」と読み違えて気になる。

11.04.13 [その2]愛とエロス

スーパーでこんなトマトを発見。唯一いびつだったが
なんだかお尻みたいで面白いなあと思って購入。
帰ってから何気なく裏返してみたら、オモテはハート形だった。

ま、調理の際まっぷたつにしてしまいましたが…。


こうやって売られてた。お尻形。otakio氏やap嬢が大好きだな、これは。


裏返したらこうだった。ハート形。

11.04.13 [その1]言ってみるものだな

大学で仕事の打ち合わせ。制作物の具体的な話を業者の方とあれこれ。
デザイン的に問題のある部分を聞き、それを解消するにはどうするかを考える。
提案された解決法も確かに一理あったのだが、細かなこだわりで別の方法が可能かを
問い合わせてもらうことにする。
すると、少しあとに連絡が来て、その別の方法が可能とのこと。
いやはや、言ってみるものだな。

そして、別件の仕事(紙もの)で提案したデザインにするには用紙サイズに制約があると
言われていたのだが、そのサイズを取り扱える業者はないものかと再度確認してもらったら、
なんとか大丈夫とのお返事をいただく。
いやはや、言ってみるものだな。

つまりは、最初から自分で制限を作ってはいけないのだ。可能性は提案すべき、ということ。

11.04.12 イーストウッドの男たち

『イーストウッドの男たち』(御茶の水書房)という書籍の装丁を手がけたのだが、
今日、仕上がったものが到着。物体になっているのを実際に見るとなんともいえない気分になる。
「うわぁ、できちゃった…」というのが一番近いだろうか。
もちろんすごく嬉しいのだが、自分の作ったものが想像もできない範囲に広がっていくことを
改めて実感した感じがするのだ。

おおよそイメージ通りの仕上がりでホッとしたが、細かいことを言うと
いろいろ気になることも多い。ここはこうなるのか…などとあれこれ考える。
それにしても、この本にはHPアドレスを記載したので、早く整えなくては…。
(ってこればっかり言っているような気がする)

ともあれ、今日の嬉しき出来事であった。