2013.1月

13.01.25 初天神

1月25日は初天神。


こんなのみつけました。

帰りがけ、資料も兼ねてとはいえ、またも大量の本を購入。
ついこの間大量購入したばかりなのに…とさすがにどうかと思う。
帰宅後、何キロあるものかと量ってみたら1.7kgくらいだった。
思ったよりは軽かったな…。でも家が崩壊する前に少しどうにかしなくては(と言ってばかり)。

ーーー
◎ここ最近の読了
『ドラえもん』44 藤子・F・不二雄 小学館
『ドラえもん[むかし話編]』藤子・F・不二雄 小学館コロコロ文庫
『ひみつのアッコちゃん』1 赤塚不二夫 曙出版
『ぼくらのフンカ祭』真造圭伍 小学館
『東京散歩』フロラン・シャヴェ/山本知子+石田みゆ 飛鳥新社
『結局できずじまい』ヨシタケシンスケ 講談社
『せまいぞドキドキ』ヨシタケシンスケ 講談社
『きょうの猫村さん』4 ほしよりこ マガジンハウス文庫

13.01.22

最近会った人たちから「ブログ見てますよ…」と結構言われてオワッとなる。
……そういうことなら、もうちょっと定期的に更新せねばな。


年賀ハガキのお年玉をチェックしてみたら、
親友からのが切手シートに当選しておりました。
個人的には、高額商品より切手シートが嬉しい。
小さな切手がふたつ、小さなシートに収まっているのが愛しい感じがするのだ。
私が生まれるずっと前の切手シートとか見ると、今にはない可愛らしさがあったりするけれど、
今もらった切手シートが数十年後に、この時代を映す鏡のように見えることがあるのだろうか?
それはその時になってみないと分からないけど、楽しみだな。

13.01.20 卒業制作展を再び観にいく

昨日に引き続き、ムサビへ行く。
チェックしておいたリストを参考に、あちこちをまわってみた。

複数のおすすめがあった、横山千裕さんのイラストレーションは本当にステキで、
むふむふしながらみてしまう。
撮影もさせてもらったけれどイラストという性質上、勝手にwebにあげるのもなんなので自粛。
でも、ハンカチとかにしてもらいたいカワイイ絵(全部プロレスの絵なのですけど!)や
思わずクスッと笑ってしまうようなプロレスラーの裏側描写もあってとてもよかったな。
ご本人と話したら「ぜひ、プロレス行ってください!」と開口早々切り出されたのが
可愛らしいなーと思ったりする。でも本当にちょっと興味でました。

それから荒井美波さんのはなんというか驚異的!これは見た人全てがそう思ったんじゃないかなあ。
外部の展覧会でも観られるはずなので、見逃した方はぜひ!!
いろんな意味でモノスゴイヒトや…と思わずにはいられません。
 ↓

あと村田智さんのダイアグラムも久しぶりにスゴかった。
ここ数年(10年近いかも)の卒制で出てきたダイアグラム作品の中でも突出しているように思いました。
私が卒制で、ダイアグラムを見て感動したのは…もう13年も前だものな。

小倉誼之さんの作品で、私は「ものがたり文化の会」というものがあることを知りました。
実際のパフォーマンスを観ながら、意識にものぼらないほどに当たり前にある「パーソナルななにか」を
きちんと知ることの尊さを思わずにはいられませんでした。
これはきっと、ここ数年ずっと自分が考えていることに繋がっているからそう思うのだろう。


▷人体交響劇卒業制作公演『オツベルと象』

もちろんその他にも面白いなーとかスゴいなーと思うものはありました。
が、個人的No.1はやはり『移動式マクベス』でした。
というわけで、本日も鑑賞。演劇は何度観ても一度として同じことはないのが醍醐味のひとつ。
しかも、前には気付かなかったことに気付けたりもして面白い。
どうやら優秀賞を受賞されたようなので、4月以降に展示を見ることが出来るはずです。


▷舞台はリヤカー式になっていて、このゴミストックヤード前から始まり、
 移動しながら進行するのです。

13.01.19 卒業制作展にいく

ムサビの卒業制作展に行く。
仕事の打ち合わせついでだったので、ほんの少し。
スタッフのみんななどにおすすめを聞いてまずはチェックリストを作成して
挑む辺り、我ながら慣れたものだなぁ。

一番手は何をおいても観に行かねばならなかった油絵科院生の友人Kちゃんの展示を観に行く。
彼女の展示を観に行くといつもタイミングが合わず、本人には会えなかったのだが、
今回は無事に会えて、贅沢なくらいたくさんの時間話すことが出来た。
彼女が何を考えて描くのか、私がどんな風に観たのか、
お互い、日々どんなことを考えているのか、どんなものが好きか…などなど。
Kちゃんを独り占めしてずいぶんとオイシイ時間であった。

その後、おすすめされた『移動式マクベス』を鑑賞に行く。
観客がハメルンの笛吹き男についていく子供たちのように(あんな恐ろしい目には遭わないにせよ)
ゾロゾロとついていきながら移動式の演劇を観るというもの。
衣装も舞台もよく出来ていて、マクベスのアレンジも面白い。
これはよかった!
ーーーーーーーーーーーーーー
2013年度卒業制作『移動式マクベス』/藏中智子・大西亜実
原作:ウィリアム・シェイクスピア

公演日時:2013年1月17~20日 各12:30~/14:30~
公演場所:1幕:ゴミストックヤード前/2幕:美術館前/3幕:体育館前
出  演:栗田藍・高澤聡美
ーーーーーーーーーーーーーー

動画が上がっているようなので、気になる人はぜひ。
ただこれだけは言えるけれど、映像で観ても絶対に生の雰囲気と臨場感を
味わうことは出来ない。全くベツモノ! 改めて演劇の「生」さを実感する。
http://www.youtube.com/watch?v=DMU8uAkSaG0

13.01.17

朝から大阪。
職人技を目の当たりにしたり、
作業のための工夫を教えてもらったりして、感心しきりであった。
こういう話を沢山聞きたいのだよ!と思わずにはいられない。

昼食でお好み焼き屋さんに連れて行っていただく。

大変おいしいのだが(やっぱり大阪の粉もんはすごい!)、
炭水化物+炭水化物が “フツウ” であることを目の当たりにしておののく。
焼きそばもお好み焼きもどちらも1人前!?という量があったのにもビビるが
他のメニューには+ご飯、というのまである。いやいやいや!!
呆然としていたら、大阪在住の方にしてみると「え?いやフツウですよ」だそうだ。
噂には聞いていたが……状況が想像以上でカルチャーショックであった。


仕事後、時間があったので水族館へ行く。
大好きな水生動物たちをまじまじと見て一人であれこれ考える。
夕方だったせいもあるのか、館内は薄暗めで夜行性動物たちが活発になってきていた。
ウツボが上手く見つけられなかったのは残念だけど
タチウオのぎんぎら具合を飽かず眺めたのはいい時間。

その後、関西在住の大好きなGさんに会って夕食。
慌ただしいながらも、久しぶりに会えてとても元気が出た!
そしてドタバタと帰京。

13.01.15

幼稚園の先生をしていた友人が作ってくれました!
全体像の一部だけの写真ですが、周囲もとてもかわいく飾ってもらって
こういう飾りを自分のために作ってもらうなんて初めてでウヒョー!と大喜び。

私も紙には慣れてて、ものをつくる人間でもあるけれど、
その文法って本当に様々なんだなあ〜、と不思議な感動がありました。
もし今急に、こういうものを作ってと言われたら、
私ではこんな風にはいかないと思う。これもやっぱり職人技だなぁ。

13.01.14 雪

雪雪雪。
口では大変だぁといいながら、ワクワクしすぎて結局外出。
オトナは暖かい家の中で「やあねぇ」というものだよな…と思いつつ
「だって、雪だよ!?そんなのムリムリー!」なのである。

家の周囲に人影はなく、音もしない。
ろくに雪かきもされていない周辺道路はきっと明日大変なことになるけれど
ひとまずそれはそれとして。

13.01.13

気に入っている散歩道には鳥が多い。夕方散歩して気付いたのだが、
鳥は日没を迎えると本当に面白いくらいぴたりと活動をやめるのだ。
ついさっきまで鳴き声がしきりに聞こえていたのに、
薮や林のなかでガサガサしていたと思うと、ふと意識してみると物音ひとつしなくなる。
ああ、地球と一緒に生きてるなぁと尊敬。


ところで、みなさん!(と思わず呼びかけたくなる)
今日のNHKスペシャル『世界初撮影!深海の超巨大イカ』、見ましたか?
いやーーー、すごかった!!
食事しながら見ていたものの、まるで小さい子のようにすっかり手元はストップ。
ワクワクしてドキドキして、息をつめてみるTVなんて本当に久しぶりだったなぁ。
生きているダイオウイカがあんなに金色に輝いているなんて知らなかったし、
あの怖いような目玉は、とても雄弁。まるで哲学者のようだった。
大きい、ということはそれだけですごいことのひとつだと私は思っているけれど、
それをまた再認識したりもして。富山で見た大きな大きなソデイカが
番組中でもおびき寄せるエサとして使われていて、あれでさえギョッとしたのに、
それをがっしり抱え込んでいたとなると……ドキドキ。

一体、彼らにとって世界とはどんなものだろう。
私にとって世界は知らないことだらけで、でもだからこそ快哉を叫びたくなるものだ。

それにしても、視聴者は1時間でおいしいとこ取りしているけれど、
実は潜航回数100回、潜航時間400時間に及ぶ努力と忍耐の成果。
その裏にはもっと何十年にも及ぶ研究者の方々の時間がある。
想像つかないほど大変だろうけど、憧れずにはいられない。

……あの潜水艇、乗ってみたいなぁ。

13.01.12 ところで

新年、というのはすごいなあと思う。
別に地球的ななにかあるわけじゃなくて、
あくまでも人間が人間のために作り上げた暦の中での区切りなのだが
だからこそ、すごいなあと思う。
人間(新年という文化を持たない人間もいるのだろうが)以外の生物にとっては
大晦日も元旦も単なる一続きの時間なのに、その差を喜び、祝い、新たに願い、誓う。
流れる時間に一旦区切りをつけ、心あらたにする時間を与えられるのは幸せなことだ。

こういうことを考えていると人間なるものもその文化や思想も面白くて、
さらには生き物、ひいては世界というものも面白くて仕方がなくなってくる。


…などと考えて楽しんでいたら、知らないうちにすねに大きな痣ができていた。

13.01.11

O氏とOちゃんとM嬢とご飯。
その中でO氏に、私がはいているズボンのヘビーローテーションっぷりをとうとう突っ込まれる。
バレたかー。(でもちゃんと頻繁に洗ってますよ!)

我ながら、そのヘビロテぶりに絶句したくなるくらいではあったのだが
他人から指摘されるとは重症もいいところであります。反省。
というわけで、バーゲンが終わらないうちに入手しに行かねば。
ここ最近、よそ行きの服ばかり仕入れていたら、
日常着が手薄になっておったのでした(←言い訳)。

そういえば、この歳になって初めてロングブーツが我が家にお目見えしたのだが、
玄関先に、つま先からすねまですっかり人間のカタチをしたものが
ヌーッと立っているのでちょくちょくギョッとする。あれはホラーだ。
ブーツがあんなに「人間のカタチ」をしているなんて気付きもしなかったな。