13.08.04【その2】中毒

そもそもが活字中毒の気があるのだとはぼんやり思っていたのだが、
ここ最近の症状がずいぶんひどい。

文字であれば、情報であれば、なんでもよいというかのように
脳みそが眼の奥から文字を欲望している。
おかげで、もう眠ればいいのに何か文字を読もうとしてあちこちを物色する。
本もネットも、チラシもパッケージも。
しかも、なんでもいいと言いつつも、
それぞれの文字内容や表現が持つささやかな差をちゃんと食べ分けるので
その時々によってお気に召すものを探さねばならない。

そうして提供された文字を眼が走査して脳に届け、
それが情報として染み入るとようやく少し満足してみたりするのだ。

これほどのこと、これまでなかったよなあと思い眺めつつも、
決して不快ではない今日この頃。