家にいるのがもったいないほどいい天気の日。
春がずいぶん近づいているなあと思う。

映画『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』を観た。
1994年、南仏で発見されたショーヴェ洞窟とそこに広がる3万2千年前の洞窟壁画を
3Dのダイナミクスで観られるだけでも価値がある映画だと思う。
3Dで大画面、であることに意味のある映画だった。
しかし3D映像は、いつも観ている世界の見え方とは違う(=疑似世界だ)とわかっているのに、
なんだか自分が今観ているのはリアルなのかそうでないのかふとわからなくなったり、
逆に立体感を失って急に2Dを観ているようにも感じたりして意識の裏の方で「?」と混乱したりもする。
不思議な体験だ。
この映画、展開自体はテーマがあちこちに行ったり、「印象」に過ぎる気もするのだけれど
それをさておいてもヒトという生物としての興奮を覚える作品であります。
考古学って「かつて」に敬意を払う姿勢は控えめかつ情熱的な感じがしていいなあと思う。
(自分たちと違う世界を持っていた人々に対しての寛容、がある。それが必要不可欠な世界なのだろうけど)
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◎本日の読了
『告白』湊かなえ 双葉文庫
『繕い裁つ人』1.2 池辺葵 講談社
『七夕の国』3 岩明均 小学館文庫
本日のお言葉
『たとえば農家の人は、作っても作っても、みんなが食べちまうから、また作らなきゃならない……なんて、
そんなふうに嘆きはしないだろう。それと同じだよ。人の営みってのは、そもそもそういうもんさ。
終わらないから徒労なんじゃない。繰り返し、循環させ、維持していくことにこそ意味がある。』
〈『シンメトリー』誉田哲也 光文社文庫〉より抜粋
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◎本日の読了
『シンメトリー』誉田哲也 光文社文庫
人から頼まれていた生地探しに出かける。
行きつけの手芸屋は三月の日曜日ということもあって、混雑している。
子どもたちの新生活に向けていろいろと作るものが多いお母さんがいっぱいだ。
その中で、ああでもないこうでもない、と生地を見て回る。
自分のだったら、自らの趣味で選べば済むので気楽だが、人様のものとなると
こういうの好きかしら、とか、使う用途としてふさわしい柄かしらなどとウンウン唸るのであった。
その後、別の用途に使うパッケージ用品を探しにいったが
目的のお店は休業日で空振りであった。残念。
本屋によってあれこれと買い込んで帰宅。
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◎本日の読了
『ソウルケイジ』誉田哲也 光文社文庫
『日本人の知らない日本語』3 蛇蔵&海野凪子 メディアファクトリー
確か今日もいろいろ予定が入っている予定だったのだが、いろいろ繰り上がったり
予定通り済んだりしてぽっかりと自由時間ができた。
…と思ったらそれを見計らったように歯の詰め物がポロリと取れた。
なんとも持ち主孝行な詰め物である。
夕方、S嬢、O氏、N嬢と一緒に夕飯。
酔っぱらい相手に他愛もない話であれこれ盛り上がり、楽しい時間であった。
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◎本日の読了
『ストロベリーナイト』誉田哲也 光文社文庫
ひとつ入稿作業が完了し、ホッ。
といっても、色校正をするまでは安心できないけれど。

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◎本日の読了
『おじさん図鑑』
▷TVで見て面白そうだったので手に取ったところ、作者の人は同じ頃同じ大学にいた人だとわかった。
本当にいろんな人がいたことを当時は気付ききれなかったんだなぁ、なんて思ったり。
友人のO嶋嬢にお薦めしたい一冊。
資料探しのため、本屋へ。
洋書のある本屋を選んだが、大幅に洋書ブースが縮小されていてがっくり。
でもまあ、ひとまず資料は入手できたのでよかった。
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◎本日の読了
『昭和元禄落語心中』2 雲田はるこ 講談社
『江戸の縁起物 浅草仲見世 助六物語』木村吉隆 亜紀書房
実家から帰宅。
世の中は仕事始めのところが多い。
私も気を引き締めて仕事を始めなくては。
様々な方から年賀状が届いていました。
ありがとうございます。
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◎本日の読了
『秘密』10 清水玲子 白泉社
『団地ともお』19 小田扉 小学館
ひやひやもする、エキサイティングな3週間の始まりである。
教える、伝える。 そう言い表される事柄は実はこちらが「試されて」いる。
言ってしまえば「自分が」楽であるコトを、言わない。
自分の中で流動的なことを流動的であると示す。
誤解や失望を恐れずに、問いに正直に応える。
そうした行為は怖い。人間は誰だって失望されるよりは期待されたいからだ。
でも近くの楽で空疎な期待を得るよりも、遠くに見える心地よい世界のために
自身が辛抱強くいることを信頼して、相手に対峙する力を持って進めてみたい。
適当に見えるようであっても、決して適当でなくその日の精一杯を捧げる根性を出し切らねば、なのだな。
私には学び取るものがたくさんある。
■
私には着るものが全然ない。
去年の冬は一体何を着ていたのだと呆然としつつ、取り急ぎ買い出しにいく。
入ったこともないお店で意外と気に入った服を入手できるとなんだかいい気分だ。
靴も一足増やした。ま、これまでが少なすぎるのだと思うのだが。
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◎本日の読了
『とりぱん』6 とりのなん子 講談社
目をもっさりと覆っていた前髪をどうにかすべく、美容室へ。
前回髪の毛を切った時、10センチは短くなったのにおそろしいほどだれにも
「切った?」と聞かれなかったのがつまらなかった上に、
いい加減見飽きたので、今回はバッサリ切ってみることにした。
そういう時、美容師さんも超ノリノリになるものだと新発見。
ばっさりしてすっきりするのは想像以上に気持ちがよかった。こりゃあいい。
■
暗くなってからイルミネーション光る六本木へ。
森美術館で『メタボリズムの未来都市展』を鑑賞する。
基本的には建築にあまり興味がないため(建物そのものを見るのは好きだが)、
「メタボリズム」のことすら全く知らなかったが、想像以上に面白い展示だった。
思想が生まれる背景、生まれた思想の成長・増殖化、その顕在化。
人間の「思想」がどのようにこの世の中で展開されていくのかをまざまざと見せつけられたようだ。
そして人間の「熱さ」も。 この熱さは時代が創りだしたように考えてしまいたくなるが、
それはあまりにも投げやりに違いないと最近押しとどめている。
熱さは確かに時代と深い因縁があるが、形を変えながら常にこの世の中にあるはずだろう。
閑話休題。
なんだかすごそうだとうっすら思っていた丹下健三氏と、
今回初めて知った菊竹清訓氏について知りたいと思った。今度著作などをあたってみよう。
黒川紀章氏は晩年の出馬の様子くらいしか知らなかったが、本職はすごいのだなあ。
カプセルタワーの一室を実際に見ながら、「悪くない…」とつぶやいてしまった。
ともあれ、この思想に展示会場で寄り添えたのはその思想の根幹に生物的な意識があるからだろうと思う。
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◎本日の読了
『とりぱん』5 とりのなん子 講談社
来週から始まる授業のための打ち合わせ。いつもM氏と話すのはエキサイティングだ。
昼に友人夫妻2組+ベビー1人と合流してタイ料理ランチ。
わいわいとしながら結婚式の際の写真を見たり、新生活の話を聞いたりと楽しく過ごす。
ランチ後は休日で天気がいいせいか、いつにも増して混雑した井の頭公園を抜けて井の頭自然文化園へ。
近くにあるが、実は初めてだ。
上野動物園とは違って、全体的に人間の生活に身近ないきものが多くて親近感が持てる。
最近、トリ漫画を読んでいるのでそれにも搭乗する鳥たちには興味津々であった。
本園で開催されていた『ちゅう げっ歯類展』がとてもとてもよく出来た展示だった。
企画構成はスタンダードなのだと思うが、見せ方に工夫が凝らされている上に
その造作は丁寧で驚かされる。 子どもから大人まで熱心に見られるいい展示だったなあ。
仕事にも参考になりそうで、友人Eと一緒に「ふむー」と鼻息も荒くなった。
もう一度行きたかったが27日までだ……残念。

▷井の頭公園の池。…混雑し過ぎでは。
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◎本日の読了
『とりぱん』4 とりのなん子 講談社
『よつばと!』11 あずまきよひこ 電撃コミックス
『昭和元禄落語心中』1 雲田はるこ 講談社