2013.4月

13.04.19 お知らせ

武蔵野美術大学で昨年度までに5期に渡って行なわれた展覧会
『博物図譜とデジタルアーカイブ』にも関連したイベントが銀座のアップルストアで開催されます。

詳細は下記の通りです(武蔵野美術大学 美術館・図書館HPより抜粋)。
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荒俣宏トークイベント:博物図譜をアプリケーションで楽しもう
作家・博物学者の荒俣宏氏 (武蔵野美術大学客員教授)のトークイベントを開催します。
今回は、武蔵野美術大学 美術館・図書館が開発したiPhone、iPad用アプリケーション
「MAU M&L 博物図譜」を通して、博物図譜の楽しみ方をご紹介します。
17世紀から19世紀の解剖図、自然誌、航海記などの貴重書に描かれた
美しい図像の数々をお見せしながら、博物図譜とその背景についてわかりやすくお話しします。
ぜひお気軽にご参加ください。

[日  時]2013年4月26日(金)17:00~18:00
[会  場]Apple Store Ginza 3階シアター
[お問合せ]武蔵野美術大学 美術館・図書館/042-342-6003

※イベントは先着順となります。
 また、多数参加の場合は立見となる可能性がございます。ご了承ください。
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そして、このアプリ、バージョンが更新されています。
美術館・図書館のツイッターによると…

「MAU M&L 博物図譜」Ver.2.0.0がリリースされました。
これまでお使いの方アップグレードをお薦めします。初めての方、ぜひ御覧ください。
これまでの約2倍、資料を公開しました。
今回のバージョンアップでは閲覧速度の改善にも取り組んでおります。
より快適な環境で博物図譜の世界をお楽しみ下さい。

…とのことです!ぜひぜひ!!

13.04.18【その2】嬉しきこと

書きたいことがたくさんありますが、
文章には時間がかかる質なので、ひとまずはこれ。

デザインを担当した千葉市美術館の展覧会『仏像半島展』が盛況とのことで喜ばしい限りです。
更に更に、図録がとても勢いよく来場者の方々のお供となっているそうで、
すでに増刷が決定したと本当に嬉しいお知らせをいただきました!!

仏像というのは本当に人を惹きつけるのだなぁと思わずにはいられません。
そしてたくさんの方々のご尽力で、こうした嬉しいお知らせを聞けるのだと心から感謝です。

大きな展示替えは5月後半だそうですが、いくつかは5月初旬にお寺さんへ戻ることになっているそうです。
というわけでGWに大きな予定のない方は、是非この機会に千葉市美術館へおいで下さいませ。
あわせて各所に足を伸ばせば、その時期の千葉はうららかで良いところですよ〜。

13.04.18 もろもろ

ドタバタとしていたため、更新が滞っておりましたが、
その間にいろいろと楽しいことがあったので、
またちょいちょいと書きたいと思います。
懲りずに時々覗いてください。

ではひとまず。


人さまに、「18日は絶対に仕事なんかしませんよ〜!」と宣言していたけれど、
早朝から覚醒していたらなんだか大丈夫で、気付いたら仕事をしていた。
「あれー…?」と言ってみたものの得した気分もする。

13.04.12 ボルネオ1日目

8時に成田という集合時間…ということは何時起きかしらん?と
恐々としながらも、気合いで無事起床。
しかも早朝にも関わらずS嬢がモーニングコールをしてくれる。感謝!

成田空港でぶっちーと合流し、集合場所へ。
ツアーは昆虫写真家の海野和男先生を中心とする昆虫班と
野鳥写真家の叶内拓哉先生を中心とする野鳥班が合体して総勢21名。
はじめまして、をして搭乗手続きへ。
ツアー旅行は初めてなので勝手がよくわからなかったのだけれど、
意外と「ぞろぞろー」という感じではないのだな、と思う。
というのも手続きは各自が普通に行なうし、搭乗口までもめいめいのスピードで向かうのだ。
そんなことも不思議で「へー」「ほー」となる。

約12時間遅れの飛行機に乗り、まずはマレーシアの首都・クアラルンプールへ。
マレーシア航空のアテンダントさんは民族衣装風で素敵な制服の、
華奢な美人と明るい紳士。なんだか旅っぽさが増してくる。
客席にも様々な服装の人がいて、マレーシアが多民族国家だというのがうかがえた。
ちなみにマレーシア航空はエコノミー席も座席間が広めでオススメであります。


▷チキンカレーとおそばとサラダと…もろもろ。

遠路はるばる到着したクアラルンプール国際空港で飛行機を乗り換え、
ボルネオ島の玄関・コタキナバルへ。
(同行の方に伺ったのですが、クアラルンプール国際空港は黒川紀章設計なのですね。)


▷空港内の電車の中はタコタコタコタコ。


▷乗り継ぎの飛行機を整備する人たち。


▷待ち時間にテレビでやっていたアニメのイカ。キャラクター化が独特だ。
 このTVがあった搭乗口は電気があまりなくて薄暗く、チケットを確認するのも手作業。
 でも別に不便はないなぁと思う。


▷機内より。夕焼けがせまる空は熱帯雨林気候のせいか、雲の王国。
 ぶっちーと「龍の巣だ!」と日本人的な盛り上がり方をする。


▷夕食。「FISH!」と注文し「FISH(にっこり)」と返ってきたのに、
 あけたら「CHICKEN」だった。でもアジアンテイストでおいしかったからいいのです。
 ただ日本でも味わえる右上のウエハース、「これ、おいしいやつだね」と
 2人で喜んで食べたらなんとなーくモフッ…としていて
 「…………」「………これは……残念!って感じですかね」「……そ、そうだね」となる。

すっかり暗くなった頃に、ようやくコタキナバルへ到着。
現地ガイドのテイさんとトーマスが出迎えてくれてひとまず全員集合。
「いやはや、長かったね」などと話していたら
更に山を2時間ほど車で登ってホテルへ向かうのだとか。うひゃあ。
途中、雨が降り始めた街のガソリンスタンドで2日分のミネラルウォーターを購入。
テイさんから3Lくらいあったほうがいいよ、と言われて大きなボトル3本と500mlを1本。
でも旅慣れてる方は「そんなにいらないよー」と笑ってる。
『その荷物の量が君の不安の量だね』という言葉を思い出す。


▷このガソリンスタンドでこの旅で初めての生き物に出会う。
 それはあちこちにいるヤモリ。現地のヤモリは肌色っぽいのが多い。

いざ、3台のバン(うち1台は荷物用)で山道をホテルへ。
街を抜けてしまうと暗い山道。日本だと言われてしまえばそんな気もしそうだ。
けれど、車窓にふと痩せた犬がうろうろあらわれたりするのがちょっと違うところだろうか。

そしてホテルについたのは深夜。
部屋割りを聞いて、お疲れさまでしたーとこの日は解散。
いやはや、丸1日がかりの道程でありました。


▷ホテルの窓から最初に見たのはこの景色。真っ暗!

13.04.11 ボルネオ1日目…のはずだった日

すべり込みセーフで仕事を終えて、昨日からなんとか旅行の準備。
海外に行くのにこんなに雑な準備日程だったことはかつてない。
初めてのツアー旅行だというのもあるけれど、
(ツアーって驚くほど準備万端にしていただけるのですね。びっくり)
それにしたって前日にカメラレンズ買っているってどうなんだろう。

その準備不足が原因で異様に緊張しながらも
なんとかパッキングを終え、掃除しきれなかった部屋を気にしながら
さあ、そろそろ出発するかな、と思ったところに
電話が鳴った。
旅行会社の方からだ。

「……今、どちらですか?(緊迫した声)」

そのひとことに、すわ、集合時間を間違えたか!?とおののき、
おそるおそる「……まだ、家ですけど」と答える。

どきどきどきどき。
どきどきどきどき。

「…今日、飛行機飛ばなくなりました。」

………え?

時間を間違えたわけじゃないことに安心しつつ、
飛行機が飛ばないってなんじゃ、と思いつつ、
そんなことあるのか?といぶかりつつ、
ってことは時間に余裕ができるってことだなと妙にホッとしたもんだから、

「は、はぁ。」

という気の抜けた相づちしかうてない。
変更した出発時間と集合時間を聞かされ、慌ててメモを取って電話を切る。

……ん?
なんじゃこりゃ?

想像もしていなかったので、変な笑顔を顔に貼付けたまま、しばし。
ふと我にかえって相棒のぶっちーと連絡を取り、
ひとしきり「なんだなんだ」と言った後で、
2人とも交通手段の変更をしなくては、とやっぱり気の抜けた感じで
「じゃ、また明日…」となる。

旅程が短くなったこと自体は大いなる問題だけれど、
何となく心に余裕ができて気が楽になるという不思議。


結局、この遅延は機材を載せた飛行機が成田に着く時間が遅れて、
空港の規定時間内に飛び立てないからだと聞いた。そんなことがあるのだなー。

さて、そんな始まりのボルネオ行きは一体どうなることやら。

13.03.26 よるさんぽ

S嬢と近所の公園に夜桜さんぽに出かける。
おやつをもっててくてく歩く。

その辺りは満開だという噂を聞きつけてだったのだが、
どうもうまく満開の桜を見つけられない。
でも咲いていることに違いはないのでそれを楽しむ。
そのまま近所をうろうろしていたら、
新しくなった住宅地図に「遊園地」という場所があった。

「遊園地だって、遊園地!」と住宅街に入ってみると
小さな遊具が置かれたシンプルな公園がひっそりとある。
そりゃそうか、公園だよな、とは思うものの
それを「遊園地」と記した地図を
夜に見つけることそのものがなんだか魔法のようで
頭の中に小さな空間で回るメリーゴーラウンドを思い描いたりする。

13.04.09 北欧

誘われて北欧料理を食べにゆく。
北欧料理って?という感じだったのだけれど、
食べるもの食べるものがとてもおいしい。

こうして異国の料理を食べるとその国に行きたくなりますね。