13.03.26 よるさんぽ

S嬢と近所の公園に夜桜さんぽに出かける。
おやつをもっててくてく歩く。

その辺りは満開だという噂を聞きつけてだったのだが、
どうもうまく満開の桜を見つけられない。
でも咲いていることに違いはないのでそれを楽しむ。
そのまま近所をうろうろしていたら、
新しくなった住宅地図に「遊園地」という場所があった。

「遊園地だって、遊園地!」と住宅街に入ってみると
小さな遊具が置かれたシンプルな公園がひっそりとある。
そりゃそうか、公園だよな、とは思うものの
それを「遊園地」と記した地図を
夜に見つけることそのものがなんだか魔法のようで
頭の中に小さな空間で回るメリーゴーラウンドを思い描いたりする。