13.04.12 ボルネオ1日目

8時に成田という集合時間…ということは何時起きかしらん?と
恐々としながらも、気合いで無事起床。
しかも早朝にも関わらずS嬢がモーニングコールをしてくれる。感謝!

成田空港でぶっちーと合流し、集合場所へ。
ツアーは昆虫写真家の海野和男先生を中心とする昆虫班と
野鳥写真家の叶内拓哉先生を中心とする野鳥班が合体して総勢21名。
はじめまして、をして搭乗手続きへ。
ツアー旅行は初めてなので勝手がよくわからなかったのだけれど、
意外と「ぞろぞろー」という感じではないのだな、と思う。
というのも手続きは各自が普通に行なうし、搭乗口までもめいめいのスピードで向かうのだ。
そんなことも不思議で「へー」「ほー」となる。

約12時間遅れの飛行機に乗り、まずはマレーシアの首都・クアラルンプールへ。
マレーシア航空のアテンダントさんは民族衣装風で素敵な制服の、
華奢な美人と明るい紳士。なんだか旅っぽさが増してくる。
客席にも様々な服装の人がいて、マレーシアが多民族国家だというのがうかがえた。
ちなみにマレーシア航空はエコノミー席も座席間が広めでオススメであります。


▷チキンカレーとおそばとサラダと…もろもろ。

遠路はるばる到着したクアラルンプール国際空港で飛行機を乗り換え、
ボルネオ島の玄関・コタキナバルへ。
(同行の方に伺ったのですが、クアラルンプール国際空港は黒川紀章設計なのですね。)


▷空港内の電車の中はタコタコタコタコ。


▷乗り継ぎの飛行機を整備する人たち。


▷待ち時間にテレビでやっていたアニメのイカ。キャラクター化が独特だ。
 このTVがあった搭乗口は電気があまりなくて薄暗く、チケットを確認するのも手作業。
 でも別に不便はないなぁと思う。


▷機内より。夕焼けがせまる空は熱帯雨林気候のせいか、雲の王国。
 ぶっちーと「龍の巣だ!」と日本人的な盛り上がり方をする。


▷夕食。「FISH!」と注文し「FISH(にっこり)」と返ってきたのに、
 あけたら「CHICKEN」だった。でもアジアンテイストでおいしかったからいいのです。
 ただ日本でも味わえる右上のウエハース、「これ、おいしいやつだね」と
 2人で喜んで食べたらなんとなーくモフッ…としていて
 「…………」「………これは……残念!って感じですかね」「……そ、そうだね」となる。

すっかり暗くなった頃に、ようやくコタキナバルへ到着。
現地ガイドのテイさんとトーマスが出迎えてくれてひとまず全員集合。
「いやはや、長かったね」などと話していたら
更に山を2時間ほど車で登ってホテルへ向かうのだとか。うひゃあ。
途中、雨が降り始めた街のガソリンスタンドで2日分のミネラルウォーターを購入。
テイさんから3Lくらいあったほうがいいよ、と言われて大きなボトル3本と500mlを1本。
でも旅慣れてる方は「そんなにいらないよー」と笑ってる。
『その荷物の量が君の不安の量だね』という言葉を思い出す。


▷このガソリンスタンドでこの旅で初めての生き物に出会う。
 それはあちこちにいるヤモリ。現地のヤモリは肌色っぽいのが多い。

いざ、3台のバン(うち1台は荷物用)で山道をホテルへ。
街を抜けてしまうと暗い山道。日本だと言われてしまえばそんな気もしそうだ。
けれど、車窓にふと痩せた犬がうろうろあらわれたりするのがちょっと違うところだろうか。

そしてホテルについたのは深夜。
部屋割りを聞いて、お疲れさまでしたーとこの日は解散。
いやはや、丸1日がかりの道程でありました。


▷ホテルの窓から最初に見たのはこの景色。真っ暗!