14.02.20

K下さんと打ち合わせ。
私はこの時間がとても好きだ。うひょうひょしちゃうんだよなー。
でも、数日前にいろいろと逆算してみたらものすごくタイトな
スケジュールが算出されて、血の気もひいたりして。わはは。

打ち合わせの最中にその旨をO氏に連絡したら
「えー、いいなー!」と返事。そう来ると思ったんだ(にやり)。
というわけで、打ち合わせ終わりくらいで合流して一緒に夕食。

14.02.12【その1】先生とお散歩

急に電話をかけてくることで有名なO先生と待ち合わせ。
待ち合わせは14時なのに12時過ぎに電話をしてきて、
「僕もうその辺にいるからさ、早く来ないかなと思って。わはははは。早くおいでよ」
とか言っちゃう先生が私は大好きだ。

今日は私が興味のある、そして先生がもっと私がいろいろと知っておくといい、と
思っているものの資料を一式お借りする。
先生はこともなげに、これはなにで、それがなにで…と解説するけれど
それらはもはや時代を語るにふさわしい貴重資料だったりする。
前々から思っていたけれど、この人は歩く歴史だなあ、と改めて興味深い。
O先生研究って絶対面白いと思うのだが。やってみたいなあ。果てしなさそうだけど…。

喫茶店で簡単に資料の解説してもらってから、
先生おすすめの古書店を一緒に散策。いいなー、贅沢だなー。
横で眺めていると、驚きの壁のなさで(むしろたとえ相手が壁を持っていても気にせず)
どんどん話しかけていくその様がO先生をO先生足らしめていることがよくわかる。
見習おうにも天性のもの過ぎるけれど、やっぱりちょっと見習いたくなる。

それからまた別の喫茶店でたくさん話をして、たくさんアドバイスをもらって、
ああ、がんばろう!と元気をもらう。ボーッとしていたらいけないんだ。
こちらが相談しているわけじゃなくても、気にかけて、
いろんなアイディアをくれる先生の期待にちゃんと応えたいと強く思う。

なんか、何でもない時に先生を誘ってその辺の街をふらふらと散歩したいな。
絶対に面白いこと間違いなし。

14.02.11

4月に予定されているプロジェクトのために、友人たちの協力をお願いする。
企画を考える前段階としてのブレインストーミングを彼らとしたくてその時間を作ってもらった。
私にとって「この人たちと話をしたら絶対にオモシロイ」のがこのメンバー。
この信頼は宝物だなあと、今回話をふった時にあらためて思った。ありがたし。
堅苦しく考えず、ひとまずあれこれと出てくるキーワードを書き出していく。

誰でも出来るようなものじゃつまらない、というO氏のひとことは
このプロジェクトに私が関わることについてのとても大きなポイントで、
その一方で、誰でも出来るものじゃないとダメだろう、というS嬢のひとことも
やっぱりとても大事なポイントなのだ。それぞれの主語は全く正反対だけれど、
このふたつはこれから企画を考えていく時間を通じて絶対に忘れてはいけないこと。

そしてM嬢には有り余る実感と経験があるので、こういう場合はどうなるだろうとか
そんな話をあれこれ聞く。プロジェクトの肝になっている事柄に素朴な反応を
示してくれることも、とてもとてもありがたい。
それからK氏には実行の際の予算の話なんかを相談したりして。
こちらで漠然と考えていたことに対して思ってもみなかった反応が返ってきて
そ、そうなのか!と眼からウロコ。専門家に専門のことを聞く意味ってココにあるよなあ。

私も空っぽな状態でいたので、話に乗ってくれたみんなにとって有意義で面白い時間に
出来たかどうかははなはだ不安だけど、それでもあーだ、こーだと言葉にしてくれることに感謝。
少しずつ少しずつ詰めていって、こんな風に話をする時も
プロジェクトそのものも、どんどんおもしろいものにしたいなあと思う。
次回はもうちょっと準備してこなくっちゃ。

みんなで気楽な状態で悪乗りも含めて好き勝手言う、
そんな時間をうまいこと作れる人になりたい。
そうしたらきっとすごくオモシロイものが出来るに違いないのだ。


時間も経てば随分煮詰まってくるので、しばし休憩の意味でドイツゲーム。
やっぱり良く出来たシステムというのはみていて気持ちがいいな。
その後夕飯も楽しんで、解散。

みなさま、今日は本当にどうもありがとうございました。深謝。
これからもどうぞよろしく!←甘える気満々。

14.02.10

必要なデータを送り終えてから外出。
兼ねてからみたいと思っていた映画を観に出かける。間に合ってよかった。
今日は何となく久しぶりに映画館でポップコーンを買ってみてしまった。
その雰囲気は結構好きなのだが、鑑賞中はうるさいので食べるのには反対。

映画、大変良かった。
監督は「日本」をまるごと残す気でいるんだな、と思う。
次回作がいつになるかはわからないけれど、楽しみにしていたいな。

その後、都心に出て特に明確な目的もなくあちこちに行く。
こういう時にみるデパ地下の品物や本屋のラインナップなんかは
そのうち何かにふっと結びつくことがあったりするので地味に大切だ。

14.02.07【その1】

不名誉とそれを回避するための匿名性について思考する。

14.02.06

CDジャケット制作の打ち合わせで渋谷へ。K下さんと待ち合わせ。
駅近くの喫茶店に落ち着き、ダミーを前にあれこれ検討する。
久しぶりにふわふわのホットケーキも食べたぞ。改めて食べると美味しいなあ。
あれこれ見ながら話しながら…をしていると、新しいアイディアも出てきて
やっぱりこういうのは楽しいなあと思う。
目の前にモノがあって、人がいて、気楽に話すと「あ、それいいね!」って案が
でてくるものなのだ。わくわくわく。

合間には普段考えていることなんかを話したり、
聞いてみたいことを聞いてみたりして、すごーく楽しい。エキサイティング、という楽しさ。
この人が日々どんなことを考えて生きているのかに興味がある、という人っているけれど、
K下さんも私にとっては随分そんな人だ。
あらたまった場で聞くんでなしに、こんな何気ない時に自然とそんな話になる、
ようなことが一番興味深く聞きたいことだし、
それを独り占めさせてもらった感じがして、なんともはや贅沢でありました。


夕飯にはかねてから話題に上がっていたお店へ。
そこには「酢きんぴら」というメニューがあって、
それを音だけで聞いていた私は「すきんぴら」というなんらかのひとつの単語、
むしろ「好きんぴら(好き+きんぴら)」的な
きんぴらへの愛を表明したオリジナルのネーミングかと思っていて、
「すきんぴら」でひと単語だと思ったなあ、と言ったら
店員さんにうふっと笑いを提供してしまった。わはは。
ちなみにさっぱりしてて美味しかったです。もりもり食べられる感じ。
他にも聞き慣れないメニューや初めて食べるお肉的大豆があったりして面白かった。
全体的に◯食(洋食、とか和食、とか)というくくりがないので
とてもバラエティに富んだお料理を食べられて、すごく贅沢な気分がしたなあ。
今度またみんなで来よう。
O氏に「俺まだ行ったことないのに!」って言われちゃうな、って
K下さんが話していて、後日お店に行った話をしたら本当にそのまんまの言葉を
発したので笑ってしまった。ドンピシャだ!

14.02.03 節分ですぞよ

4月からの仕事のため、Mさんと打ち合わせ。
あーでもない、こーでもない、とあれこれ検討しつつ
詳細を詰めていく。

時々、近況報告。
先輩のアドバイスを胸に刻んで、もっとしっかりしなくては、と思う。
それがなかなか難しいのだけど。

帰宅後急いで豆を買いにいく。結局近所のスーパーですませてしまったなあ。
ともあれ、夜にひっそりと豆をまく。おにはーそと、ふくはーうち。
このことを友人に言うと大抵、「え?」とか「どこで?」とか「だれと?」とか
言われるけど、「家」で「ひとりで」ですよ。失敬な。
ま、そういうと今度は「…ひとりで…。」ってつぶやかれるんだけどもね。
なんだなんだ、日本の文化になんか文句があるのか!ぷんぷん。

14.01.29 【その1】友人と

小学校時代からの友人の依頼でブランドロゴなどを作ることになって
その打ち合わせで久しぶりにSちゃんに会う。
せっかくだからとおいしいものを食べながら、
彼女が作ろうとしている作品やブランドの話をする。

小学校の途中で引っ越した彼女とはもちろん中学校も高校も大学も違ったんだけど
今、どんな風に生きようとしているかとか自然に向けるまなざしとか
なんとなく似ているところがあって、不思議なものだ。
「大人になったよねえ」などと言いながらも、
小学校の頃と大きくは変わっていない関係性はなんだか嬉しい。
そして、一緒に何かを作れるような関係も当時と変わっていなくてすごく嬉しい。

何より彼女に喜んでもらえるようなものを作ろう、と思う。

14.01.27

4月に開催される展覧会の打ち合わせ。
2人のアーティストの作品が展示されるのだが、
その資料を拝見したところ、とても素敵で今からテンションが上がる。
コーディネーターの方とも新しく関係を作っていくので
これまでを継承しつつも、また新たな作り方をしていくことになるのだろう。
楽しみ、楽しみ。

この打ち合わせで知ったのだが、近所にとても良い具合の喫茶店が出来ていた。
PCの電源まで提供してくれるらしいし、朝早くから夜遅くまで開いているので
作業にも打ち合わせにも良さそうだ。

14.01.21 進化するミュージアム2014

デジタル文化財シンポジウム+展示「進化するミュージアム2014」で
様々な博物館や美術館、寺社、大学等での文化財に対するデジタル的なアプローチに関する
発表が12:30から17:00までの長時間に渡って行なわれました。
その中で武蔵野美術大学の博物図譜とデジタルアーカイブに関する展示・発表も
行なわれたので、関係者の一人として参加してきました。


▷クリックすると少しだけ大きくなります。

正直、そんなに長時間のシンポジウムに参加したことがなかったので
退屈だったらどうしようなどと罰当たりな(?)ことも考えていたのですが、
ふたを開けてみればそれぞれ興味深く、楽しく聴くことが出来ました。

デジタルが抱える保存の問題、1300年以上続いてきた伊勢神宮の文化と技術の伝承の力、
国宝修理とデジタル技術の関係の可能性、学びのためのアーカイブの必要性と楽しみ。
今起こっている出来事にアプローチすることで変わるかもしれない未来。
各組織がそれぞれの立場でデジタル技術と向かい合い、ままならぬ環境におかれながらも
地道に文化の発展と継続のために様々な試みをしていることが見えて、
各所で感心し、もどかしく思い、あれこれと共感したのでした。

個人的にはデジタル技術がどんなことにどのように役立つのか、という手法そのものよりも、
その根底にある、ヒリヒリするほどの「未来に文化を残したい、伝えたい」という
人間的欲求それ自体にとても興味があります。
日々、文化財に接している方々が言いました。「残そうと思ったものしか未来には残らないのだ」と。
それは彼らの《実感》だと思います。そういう言葉には重みがある。
もちろん現実で言えばその積極性がなかったものの、処分する積極性がなかったゆえに
残ってきたものもたくさんあるには違いないけれど、
それでもきっと「残そうと思ったものが残ってきた」ことにも違いはないのでしょう。

私たちが過去の文明に尽きせぬ興味を持ち、本当はどうだったのかを知りたいと思うように、
遠い未来の人間たちも今の世界を過去として尽きせぬ興味を持つのでしょう。
その時、できるだけたくさんのヒントが残っているとすれば、
それはきっと彼らに多くの示唆と、何より “ワンダー” をもたらすはず。
その未来を想像すると、私はとてもワクワクしてしまうのです。

…とかなんとか、また勝手なことを考えていたのでありました。


展示ではさまざまな方とお話しすることも出来て、それも楽しかった!