ひとつ入稿作業が完了し、ホッ。
といっても、色校正をするまでは安心できないけれど。
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◎本日の読了
『おじさん図鑑』
▷TVで見て面白そうだったので手に取ったところ、作者の人は同じ頃同じ大学にいた人だとわかった。
本当にいろんな人がいたことを当時は気付ききれなかったんだなぁ、なんて思ったり。
友人のO嶋嬢にお薦めしたい一冊。
広報物・カタログなど一式を担当した千葉県立美術館の『関主税展』の鑑賞と撮影のため千葉へ。
いつもお世話になっている方にご挨拶してからしばらく会場や周辺を行ったり来たりして撮影させていただいた。
年賀状の制作過程を少しご紹介。
年賀状はプリントゴッコで、というのが持論なので今回も使用しています。
全3版。
2版目以外はインクブロッキングをして一度に多色刷りをしています。
これがプリントゴッコのいいところ。
ただ、版ズレを気にしすぎて抜き合わせ部分の処理が目立ってしまったのが反省点。
RISOは今年の12月28日でプリントゴッコの全事業を終了するそうです。
個人的にはかなりかなり悲しい。
家庭用プリンタの台頭で需要は激減したのだろうということはもちろん想像できますが…。
インクジェットのハガキはなんだか味気なくて好きになれず、作るときはプリントゴッコで!と
決めていたので、いつか来るであろうと思っていてもこの知らせはこたえます。
ああ、消耗品を大人買いしておかなくては……(涙)
資料探しのため、本屋へ。
洋書のある本屋を選んだが、大幅に洋書ブースが縮小されていてがっくり。
でもまあ、ひとまず資料は入手できたのでよかった。
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◎本日の読了
『昭和元禄落語心中』2 雲田はるこ 講談社
『江戸の縁起物 浅草仲見世 助六物語』木村吉隆 亜紀書房
新規の装丁のお仕事をいただく。
夕方、打ち合わせのために本郷まで。
学術研究をなさっている方とお話をしたり、
その方の研究について(ごくごく表面ではあるが)伺うのはいつも刺激的だ。
いろいろと打ち合わせた帰り道に思ったのは
「デザイン」という行為が自分たちが考えるようには世の中に捉えられていないということ。
それはきっとどの分野でも専門外の人が正しく理解するのは限りなく困難だから
別に構わないのだが、限られた時間の中でその人が考える「デザイン」の持つ幅をしなやかに広げられたら
なんだか互いにとって素敵だなあ、と思う。
そしてそれはこちらの能力にかかっているのだ。
どうやったらそういうことが少しでも出来るだろうか、と問いを自分に投げかける。
投げっぱなしにしないようにしないとな。
どんな風にして作るのかは全く知らないが、
どうにかすることが「それ」を作ることが出来そうだ、という状況が割合好きだ。
自分の環境と持てるもので、「こうしてみたらいいかも」だの「代わりにこれ使えばいいじゃん」だの。
こういう時、人間って大なり小なり自分で考えて工夫してみることが好きな動物だなあと思う。
ホモ・サピエンスの名の通りか?
というわけで、今日は上記のような状況を1日中過ごしていた。
そうすると思い出す。自分は何かを作るのが好きで、作っている時は疲れたりしないこと。
そうだったそうだった、とひとりで納得しながら作業し続ける。
これが日常的なことが本当だと思うのだが、なかなかそういう環境を作れていないことにも気付く。
でも、今なら(今からなら)それが出来そうな気がするなあ、
…などとあれこれ断片的に考える。
こういう時の思考は自分の本質や素直な思いであることが多いのだが、
長いことつかまえておくことが出来ない。
それが出来るようになったら、また違う世界を見ることが出来そうだと最近感じるようになった。
さて、そうやって作ったものは思っていたより上出来だった。
これは、新たな展開が見えるぞー。
担当している授業の最終週。
いつもの教室から、別の教室へと移動して
松井さんとあれこれ話す。学生はそれを楽な状態で聞いている。
最終課題をどうするか、ということへ向かいつつ、
ひとつひとつの事象を丁寧に見てみたり、自分の中の文脈を大事にしてみたり。
停滞したりもするのだが、そのことを気にせずにいられる場所ってこの社会では稀有だなあ。
この授業の空気、みんなで共有するもの、はなかなか説明しづらい。
けれど、その空間では確かに共有されているものがあって、不思議にエキサイティングだ。
話を続けた結果、授業の終りには面白い最終日を迎えられそうな予感が生まれた。楽しみ楽しみ。
■
昼食は学校に来たS嬢と国分寺で。
ここ最近よく話している話題をしてみたり、今どんなことをしているのか聞いたり。
次の予定を気にせず、時間をかけて人と話す場所があるのはシアワセだ。
友人へのプレゼントを探しに吉祥寺へ。
いくつか候補を考えながらあちこちお店をまわってみた。
その途中、こんなものに出会う。なんだかいいなあ。
一度行ってみたかった中目黒のボタン屋・&STRIPEに、予期せず吉祥寺で出会う。
こんなところにあったとは知らなかった。
想像以上に素敵なボタン屋さんで、ちょうど今作ろうとしているものへの想像力をかき立てる場所だった。
高価なものも多いので、比較的安価なものをひとつだけ購入。
作ろうとしているものがうまくいったら、今度はそれのために改めて選びにこよう。