11.12.14 打ち合わせ

新規の装丁のお仕事をいただく。
夕方、打ち合わせのために本郷まで。

学術研究をなさっている方とお話をしたり、
その方の研究について(ごくごく表面ではあるが)伺うのはいつも刺激的だ。

いろいろと打ち合わせた帰り道に思ったのは
「デザイン」という行為が自分たちが考えるようには世の中に捉えられていないということ。
それはきっとどの分野でも専門外の人が正しく理解するのは限りなく困難だから
別に構わないのだが、限られた時間の中でその人が考える「デザイン」の持つ幅をしなやかに広げられたら
なんだか互いにとって素敵だなあ、と思う。
そしてそれはこちらの能力にかかっているのだ。
どうやったらそういうことが少しでも出来るだろうか、と問いを自分に投げかける。
投げっぱなしにしないようにしないとな。