13.07.27 せまりくる

朝から夕方までかけて授業の採点。
他の先生方もいらしていて、お互い集中しつつも時々言葉を交わす。
こんな作品が出て来たよ、なんて見せ合ったりしてあれこれと。


その後、都心の先輩宅へ。
隅田川と立川の花火大会があるようで、どこにいても浴衣姿の人たちがいる。
人混みに行く習慣がないので「そうか、今日は花火なのか」とぼんやり思いながら
電車の窓の外を眺めていると、西から不穏な色面がせまってくるのが見えた。
その面積が刻々と大きく広くなっていって、明らかに雷雨の予感。
降られたら最後、と足早に先輩宅を目指していると
先に着いている友人たちから「はやく!雨がくる!」とメール。
みんなも窓からせまりくる暗雲をみてハラハラしていたようだった。
滑り込みセーフで玄関をくぐった途端、どしゃぶりの雨と雷。
「連れて来たね〜」と笑いながら雨音を聞く。

夕食の下ごしらえを手伝っているところに
あとからやって来たK嬢はずぶぬれ(傘は持っていた)で
「道がね〜、川だったよ」と状況を話してくれた。
そして更にあとからきたOちゃんもぬれねずみ。
みんなで「花火大会はどうなったろうねえ」といいながら
屋内で過ごした豪雨の夜。