担当した授業の課題をがっつり見る日が続きました。
いやはや、これがもう感嘆と発見の宝庫。
この授業、モチーフは「線」で基本的に墨と紙しか使わないのですが
そこからよくもまあこんなに表情豊かなものが出てくるもんだと
課題を出しといてなんですが、驚かされるのです。
濃淡やにじみ、メディウムの差、描画方法、編集方法。
これ一体どうやって描いたの？とか、よくこんなこと思いつくなーとか、
突き詰める能力の豊かさとか、あらゆることに驚嘆してばかり。
いつまでも眺めていられる線もたくさんあって、
しまいには人に課題出してる場合じゃないぞ、これ私がやりたいぞ！とフンガー！となるのでした。
今度は私が墨と紙とたわむれてみよう。
かつて私が学生だった頃にも同じような課題をやったけれど、
あの時よりもずっと面白さが分かる、というのは
授業を担当させていただくことの贅沢のひとつだなあ、と思うのです。
そして、自分だけじゃ想像も出来なかった成果が目の前に提示されるという幸せも。
▷昨日買ったスイートピー。春だなあ。いい香りです。
第54回全国カタログ・ポスター展にて
『博物図譜とデジタルアーカイブV』の図録とI〜Vをまとめた豆本が
あわせてカタログの部・日本製紙連合会賞＆部門賞銀賞をいただきました。
何をおいても、これはI期からずっとお付き合いいただいた
（株）山田写真製版所の方々と、一緒に展覧会を作り上げた方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
賞なるものをいただくと、それにふさわしいデザイナーにならなくてはな、と
思います。がむばります。
ちなみに表彰式後、懇親会を犠牲にしてまで受賞作品等を展示している会場に移動したら…
シャッター閉まる寸前！！ ギャー！と飛びついて、数分待っていただき、
K氏からのミッションであった展示撮影ができました。 ご迷惑おかけしました…。
そして、そんな大慌てで取った展示風景がこちら ↓ 。
シュ、シュール。
▷間を狭めてみたけど、ダメかしら。
武蔵野美術大学で、1月17日（木）から『平成24年度 卒業・修了制作展』が開催されます。
都心からは遠いですが…1日では見きれないくらいの作品群に、
多くの方が触れていただけたら嬉しいなあと思います。
開催日時：1月17日（木）〜20日（日）／9:00-17:00
開催場所： 武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス
七草を購入するのに出遅れ、七草がゆを作れず……。しょんぼりーん。
◎本日の読了
『サザエさんうちあけ話 似たもの一家』長谷川町子 朝日文庫
なんとなく午前中のんびりとしていたが、ふと気付くと
気になっていた展覧会『シャルダン展—静寂の巨匠』が最終日だったので慌てて出かける。
初の三菱一号館美術館はダフ屋さんまでいてちょっとびっくり（初めて見た）。
最終日の終わりも近い時間だというのに、多くの人がいて、こじんまりした各部屋は人で埋まっていた。
最初は思ったほどでもないのかな…と観ていたが、次第に光の巧みさにほれぼれし始める。
薄暗がりで光を浴びる人や静物。ただ白でも、決して黒でもない光や影は
確かに見てはいても、私には容易に描ける気がしない。
この人の目にはどう見えて、そしてどうやって絵の具を選び、調色するのだろうと考える。
その場にあるものをその場にあるように、そしてそれよりもすばらしく描くってすごいことだ。
思いがけず、ルドンのグラン・ブーケも見ることが出来て満足。
明け方に帰宅したのでどろどろーとしていたが、
甥っ子たちと遊ぶ。サバイバルごっこなどをしていたのだが、
果ては相手が犬になり「くぅんくぅん」で会話をし始めたため、
内容を理解できず「◯◯かな？」「ちがうよ、△△って言ってるんだよ！」と多々叱られる。
自分の想像力の貧弱を思わずにはいられない、ちびっことの遊びであった。
その後、どろどろーに絶えられず撃沈。zzz…。
中学校時代の同窓会。これで2回目だ。
小学校時代に転校した友人も来てくれて、とても楽しい時間であった。
でも、みんな立食なのに座っている辺り、年齢を感じずにはいられない…。
果ては3次会にまで繰り出し、わいのわいの。
ところで、同窓会だしと少しおめかしをしたのだが、
それをみた姪っ子が「オシャレしたって言うけど、あんまり変わってないみたい」
とのたまう。…………ご、ごめん。
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年もますます励みますので、どうぞよろしくお願い致します。
昨日印刷・宛名書きをした分の年賀状を投函。
みなさま、遅くなっておりますがしばしお待ちを…。
年末、実家ではここ数年なんとなくすき焼きをやる雰囲気になってます。
というわけで、上等のお肉。
母と肉屋に行ったらリーズナブルなすき焼き肉から売り切れていて
トホーとなりながら、いつもより上等のお肉となりました。
とはいえ素朴な一人暮らしをしている身としては、むひょひょ！なのでした。
