11.06.27 同期

大学時代の同期・岡田憲明氏が授業に招かれて講義をするということで、
もう1人の同期・Kちゃんと、O氏、I氏と一緒に学生に混ざって講義を聴講。
ここ数年で顔を会わせることが増えたものの、最近の作品をみたことがなかったので興味深かった。
出来うるなら、もっともっと作品とその内容について聞いてみたかったけれど。

それにしても今後、活躍の場がますます広がるであろう職種はまぶしく、
これからこういうことに興味を持つ学生が増えたらいいなあ、と思ったりする。
時代の流れとしては当然増えてくるのだろうけど。
専門のジャンルは異なっているが知らない世界はあらためて面白くて、
自分ももっとテクノロジーに対する造詣を深めたいものだと考えずにはいられなかった。
それが私の専門性になにがしかの影響を与えてくれるかもしれないのだから。
常に学ぶ姿勢を失ったら終わりだな、と改めて背筋を伸ばす。

それにしても彼が話していたように、気がつけば卒業制作から約10年、
ずっと作品の根幹がぶれていないのだから、卒制の影響力というのは計り知れないものだ。
(私も他の友人もその辺りは結局似たり寄ったりだ)
もちろん、当時自分の興味に素直に向き合った結果こそがそういう未来を作っているのだけど。
他の同級生は今、どんなことでがんばっているのだろうなあ。

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◎本日の読了
『太陽の坐る場所』辻村深月 文春文庫
 ▷ここ最近の作品(文庫に限る)はデビュー作ほどの衝撃を感じないかなあ…と
  思っていたが(それでも読ませる力はすごい)、これは存分にひりひりする、
  この作家らしい作品だった。満足。