13.11.19 お知らせ

友人の岡川恒輝さんの個展が開催されます。詳細はこちら。
私も久しぶりに会えるのが楽しみです。

岡川恒輝 個展
日 程:2013.12.07(土)-15(日)
時 間:12:00-20:00 ※会期中無休
会 場:dragged out studio
    103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町15-3内田ビル1F
    tel: 03-6661-2081
    website: dragged.jp
交 通:都営新宿線[馬喰横山]駅 A1出口徒歩2分
    都営浅草線[東日本橋]駅(都営新宿線[馬喰横山]駅直結)
    東京メトロ日比谷線[小伝馬町]駅 1番出口徒歩3分
    JR[馬喰町]駅 1番出口徒歩2分    

オープニングレセプション:12.07 18:00-20:00

13.10.30

大型本屋をハシゴ。
活字中毒から抜けられず今日もあれこれ買い込んで、背徳感たっぷりの充足感。

ここならあるだろう、ってところに折悪しく探し物がなかったりして
読みが外れたりもしたが(カンが鈍ったなー)、まあ別の本屋で発見できたのでよしとする。
そういえば偶然、ここ最近でピカイチの装丁を見かけて、
しかもそれが自分の好きな人の本だったもんだからウヒョホイと弾んでしまう。
この装丁ならジャケ買いもしたろうけれど、中身も楽しめるなら最高だ。
誰が装丁したのかなと見てみたら、大御所デザイナーでうーむ、納得。やっぱりすごいなぁ。カッチョイイ!
…というわけで、普段なら買わないハードカバー本を買ったりしてまたも荷物は重量級なのであった。

そのまま、映画を鑑賞。
夜に観るには重いなあ…という感じだったけど、
じゃあいつならいいんだと言われるとそれも悩むな。
怖い映画だったけれど、役者さんたちはなかなかでありました。
狂気に満ちた姿は「うへー」と感心。

13.10.28 昼間のパパは

今日も出張仕事。
普段、多くの人が働くいわゆる「会社」という場所を見ることがないので
ついなんとなく、もの珍しい気分になる。
私が指示をもらう方はもちろん、フロア内で働く男性をみると
「お子さんたちはお父さんのこの姿を知らないのだなあ」と不思議な気分だ。
子どもって、目の前で働いていない限り父親の仕事をする姿を
想像することすらないんじゃないだろうか(イメージしやすい「パイロット」とかなら別だけど)。
私も父の仕事の顔をみることはまずないので、こんな感じなのかなあと想像してみたりする。
スーツを着て、たくさんの人とやりとりをして、仕事の会話をして、
たまに休憩して、電話もして、会議もあって、そして書類も作ったりして。

そうか、『昼間のパパ』はこんな感じなんだなあ…としみじみしたのであった。

13.10.21 散歩

【※今回はなかなかにキワドイ虫たちが出てきます。要注意を。】

ap嬢と散歩。緑の多い道沿いをぶらぶらと歩く。
人様のお庭にある植物を眺めたり、たくさんのドングリを手に取ってみたり
見かけた生き物を観察したり。
近場でも少し行けば見たことのない道があって、そこにはお店や家があって、
ヘンテコなものや素敵なものがあるので二人してウヒャウヒャしながら、の数時間。

最終目的がケーキ、ってところがいかにも…ですがね。


▷人様のお庭に。


▷小さいトカゲ。多分まだ子ども。
 
 
 
【次は蜘蛛です】
 
 
 


▷とってもカラフルで大きな美しい蜘蛛。ap嬢と賞賛。
 実物はもっと彩度が高かった。
 
 
 
【次は毛虫です】
 
 
 

▷毛虫がドングリを食べるなんて知らなかったな(ちなみに左側が頭)。
 
 
 
【そして芋虫。】
 
 
 

▷モスラだ、モスラ!と盛り上がる。実際はずいぶん小顔。
 毛虫や芋虫は意外と「こっち向いてー」と言うと向いてくれます。
 
 
 
【ここからは花とケーキなのでご安心を】
 
 
 


▷秋にも花はたくさん咲くものですね。


▷季節感あふれるミルフィーユ。うっとり。

13.10.08 テレビの中の知っている場所

ロンドンへ行っている間に、NEWS ZEROで武蔵美の図書館と
アプリ『MAU M&L 博物図譜』が紹介されたそうです。

番組のホームページで映像が見れます。
http://www.ntv.co.jp/zero/mygeneration/index.html

見逃した番組をこうやってみられると助かりますねえ。
それにしても、知っている場所と知っている人が
テレビの中にいるってなんだかリアリティが欠落して変な感じだな。

13.10.01-10 ロンドン

SGさんと「海外行くぞー!」とロンドンへ。
盛りだくさんの日々だったので、思い起こされることをつらつらと書いてゆきます。
全部は書かないかもしれません。
更新も気の向くままといたします。

13.09.28 テノールとマリンバ

M嬢の務める職場でコンサートがあるので来ないか、と勧められて
思いがけずテノール歌手の方々と、マリンバ・ピアノ奏者の方々の演奏を聴くことになった。
基本的にコンサートというものにいかないので、もの珍しく出かけたが、
なんの気負いも期待もしない心には新しい刺激で、これまた思いがけずいい時間。

音楽無知な私はマリンバと聞いて、太鼓的な打楽器を想像していたけれど、
そうか、木琴みたいなやつのことだった。
一体どうやって動いているんだ……と目が釘付けになってしまう見事な手さばき
(なんというか、物語に出てくるムカデのように「どう演奏するんだっけ」と一瞬でも考えたら
 途端にわけがわからなくなってしまうんじゃないかと想像せずにはいられないほどの見事さ!)による演奏は
素晴らしかったし、テノールで聴く動揺や名曲はしみじみと感じ入った。

休憩の間に提供されたご飯もとってもおいしくて、
一緒に行ったS嬢と「…おいしいね」「…おいしいね!」「おいしいね!!」と言い合いながら
もりもりといただく。こういう食事を普段からいただいている人がうらやましいなぁ。

近所と言えば近所だけれど、初めて来た地域は目新しくて、
のんびりキョロキョロしながら帰途についた。秋が近い季節には似合いの夜だ。

13.09.27 観てきた

この期を逃すと観られなかったので国立科学博物館『深海』展に行く。
NHKスペシャルで大興奮した身としては行かいでか!である。
金曜日だけは開館時間が延長されるので、夜だし空いているだろうと期待していたのだが、
驚くほど盛況だった…。ちぇ。

展示では生物の標本などだけでなく、深海という環境がどういうものかや
それに挑んできた人間たちの歴史なども語られ、まさしく『深海』展であった。
イメージしていたものと少し違う展示構成ではあったけれど、
海洋調査船&潜水調査船の数々にドキドキしたり、見事に不思議な生物たちにワクワクしたり、
鯨骨生物群集や生命の誕生にゾクゾクしたりと盛りだくさん。
人が多いのにはげっそりしたけれど、また知りたいことがたくさん増えた。
もし人が、知りたいことを知り尽くすまで死なないのだとしたら、きっと私は死ねないなあと思う。
やっぱりこのおおらかで精密な世界は素晴らしいのだ。

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◎本日の一枚

▷かわいかったマシュマロ。

13.09.23 小パーティー

前回と違って、予定のあったメンバーが3人だったので小パーティー登山。
朝は雲が多く、天候が危ぶまれたが登山を開始する頃には回復。
伝説的雨男のO氏が「実は晴れ男なんじゃないかと思って」と言っていたけれど
「思い違いはよくない」と言っておく。でも山の時は晴れが多いのは事実なので
「局地的晴れ男な雨男」かもしれないな。

登山口から山頂までの高低差がそんなになかったので、割と穏やかな登り。
のんびりと登る。2000m級の山なので、山頂に近付けば近付くほど石がごろつく道となり、
目新しかった。ただ、足への負担は結構なものだ。
山頂近くで昼食をとり、しきりに流れてくる霧のまにまに富士山を眺める。
眺望には定評のある山だったが、本当に視界が広くて、雲ひとつなければさぞや一層、という感じだ。

下りは、麓まで降りたのでかせいだ高低差は登りの倍でなかなかハード。
延々と続く石の下り道をそれぞれがそれぞれにこけたりひっかかったりすべったりして
「ひゃー」「ぎゃっ!」「うおっ」と叫びながらも慎重に足下を見て進む。
途中、たくさんのキノコを観察しながらバス停に辿り着く。達成感。

その後、近郊の温泉に入り、日の入りを眺め、飲んで食べての満ち足りた時間。
登山とこの時間はセットで楽しい。
なんだか本当に満ち足りた穏やかな時間だったな。きっと季節も関係がある。
書ききれないくらいのすてきな1日であった。

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◎本日の一枚

▷温泉の休憩所にあった食券機。2000円の食券、みてみたいな…。

13.09.21【その2】TABF2013

きっとなにもなかったら行かなかったろうけれど、
自分も関わったので、アートブックフェアに。
以前、別の会場で行なわれていた際に一度行ったことがあるのだが、
狭い空間に満員電車並みの人の群れで空気も悪く辟易したのを覚えている。
今回はどうかなと思ったら、少しマシになっていた。

ひとまずfridgeのブースのみんなに会いに行き、
(みんな、オツカレサマ!!)
その後新潟で紙漉をしている友人M嬢のところへ。
和紙の話をしてワクワクしてから、印刷会社やインキ会社、
紙業者のブースが集まったプリンティング・セクションへ。

………正直言うと、個人的にはここが一番面白かった。
紙見本などをいただいたり、購入したりしながら担当の方と話をする。
インキの特徴、使いたい時にどうしたらいいか、
板紙の種類や制作方法を質問したり、独自の技術について話を伺ったり。
ああ、面白い!大変にエキサイティングでした。
みんなが自分の立場で仕事に情熱を注いでいて、作ったものの良さは誰かに伝えたいものなのだ。
それがよく伝わってきたのが嬉しかった。
一緒に仕事をするなら、断然、情熱のある人がいいもんな。

素材がどうやって出来ているかを知ることは「どう使い得るのか」に繋がるので
些細なこともすごく興味がある。
(それに実は専門家にとっての些細なことこそがこちらの驚きだったりする。)
もっともっと業者の方とデザイナーの距離や立ち位置が近くなればいいし、
そうしていきたいな、と改めて思った。