11.05.04 家ギャラリー

友人のご主人が自宅の2階をD.I.Y.して、綺麗になったしせっかくだから、と
展覧会をしているというのでお邪魔する。


『Sunlit Boulevardies』2011.4/29-5/5
伊藤誠 高柳恵理 丸山直文 深井壮一郎 泉孝昭 須貝一穂 池田光弘
金氏徹平 鈴木基真 八木貴文 早川祐太 宮本智之

白い壁と木の床、むき出しの梁のこぢんまりとした、
けれど清々しい空間の至るところに豪華な顔ぶれの作品が並ぶ。
気をつけていないと作品を見逃したり、あやうくぶつかりそうになったり。
同行した友人と「あれも?」「あ、これもだ!」といいながら
「いいねえ〜」と気持ちのいい時間を過ごす。

隅に積み上げられたパテの缶まで作品に見えてくる、ということがとても興味深い現象だと思った。
ただ「それらしく」積み上げられた日用品が彫刻作品なのではないかと疑う行為が示すのは、
私の中の「彫刻」が確実に姿を変えてきたということなのだ。
日用品のように見える彫刻と彫刻のように見える日用品の間にはどんな川が流れているんだろう。
専門の人々の間では何度も議論されてきたことだろうが、私にはそんなことも新鮮にうつる。

展示を堪能した後、友人と庭で歓談。暖かく心地よい空気の中でのんびりする。
理想とか憧れのヒントを見せてもらったようでとても充実した時間であった。

11.04.17 夢の国

つい先日、夢と魔法の国が再開されたようだが、それとは別の夢の国に行く。
広大な敷地内にありとあらゆる生活の品。うっとり。ああ、幸せ。

ペットコーナーにて金魚やら鳥やらハムスターやらネコやら、はてはヤギまでみて、
クラフトコーナーでは自宅で組み立てる大阪城やら曼荼羅のジグソーパズルやらをみてうっとりし、
照明コーナーではどんな家に使うんだ、というような巨大シャンデリアを見上げる。
その後も見きれぬほどの店内をうろちょろ。ああ、幸せ。

こんな巨大なホームセンターがもっと近くにあったら日々通うのになあ。

道すがら見つけたものたち


花ざかり。


いやあ、いい子だった。


なんでジャック・オ・ランタンなんだろ。


友人ヨッダールタに捧ぐ。


ばっちい感じがよく表現されていて◎

11.04.15 ファンタスティックぎりぎり

ふとそういえば『イリュージョニスト』が観たいんだったなぁ、と思って
映画館の上映スケジュールを観ていたら、同じく観たいと思っていた
ファンタスティック Mr.FOX』が(その映画館では)今日で上映終了になることが発覚。
時計をみると1時間30分後が最終上映。
こりゃいかん、と珍しく即行動(普段はあまり映画に熱心ではない)し、
ぎりぎりファンタスティックに間に合った。

これがストップモーションなんだからすごいなあ。CGだって自分では出来ないから
そりゃあそりゃあすごいのだが、ストップモーションの場合、その手間ひまが想像しやすい分、
「これが、全部…かぁ。うへぇ」と思いやすい。

内容はというと、話の展開がスピーディーで、その辺りは児童文学ならではなのかもしれない。
でもそのスピード感と、急に動きが速くなるキャラクターたちが妙なコミカルさをたたえていて、
思わず脱力。そこを面白がりながら笑ってみることが出来る映画だった。
「いる?今のシーンいる?」と否定的ではなく好意的に思って笑えたりとか。
目の表現なんかをみていると2次元のアニメーションやコミックの表現を彷彿とさせて、
その使い方もうまいなあと思う。 これは何回か観てもいいな、と思う。
オオカミの存在の扱い方など、消化不良というか…謎な部分もあるが、
それは原作読んだらもう少しわかるのかもしれない。

ともあれ、観に行ってよかった。

11.04.10 小江戸・川越

友人と4人で小江戸・川越へ行く。花も盛りの散策日和。
かすかなるB級感とかつての街並み。 のんびりうろつくにはいい街だった。
食べ物屋が多く、お土産がすべて食品になってしまった…。しかし誰も巨大麩菓子は購入せず。


お寺の境内で満開のサクラ


自転車屋の看板犬


同じ自転車屋の店頭。商品のサングラスよりも頭部が目立つことについては……。


観光案内所で出会った「川越唐桟」。上は綿と種を分ける道具。おもしろい。
下は糸車と原料の綿。白いのと茶色いのは種類が違うそうだ。


小江戸の風景


お稲荷のお狐様と絵馬とユキヤナギ。


駄菓子横町には巨大動物がたくさん…。


いわずもがな、鯉。カメレオンの足下に泳いでいる。


『吉寅』の城下町定食。すき焼きのお重弁当。美味しかった!


『カフェ・エレバート』のヘーゼルナッツのチーズケーキ。これまた美味。


衝撃的・ふくよかなマネキン。この切り口はいいなあ。しかも、結構美人である。


駅前のシャッター。手描きでかかれたイラストだった。素朴で奈良絵みたい。

11.01.05 うらわへ

友人K氏+F嬢+T氏とともに「うらわ美術館」と「埼玉県立近代美術館」へ行きました。
うらわ美術館では柏原えつとむ氏の『THIS IS A BOOK.』の全ページをコピーながら観ることが
出来たのと、最近気になっていたカン・アイラン氏の作品を見ることが出来たのがまずは収穫でした。
でも展示で一番面白かったのは三島喜美代氏の陶土で作られた巨大な新聞の束や漫画雑誌。
どうやって作っているのだろうという技術に関しての?もありましたが、
私が惹かれた理由はそのサイズにあるのだと思います。最近気付いたのですが、
サイズにエラーを起こしているものを観るとすごく気になってしまうみたいで…。
小さな頃からリカちゃん人形よりもその小道具(小さい本や食品パッケージなど)に惹かれたのも、
15年近くコレクションしているペットボトルキャップに魅力を感じるのも、
そのサイズ感エラーのせい。それがどうしてなのか分析してみるのは、ごく個人的なことですが
面白いだろうと考えはじめています。それから、身近なものがテクスチャでエラーを起こしているのも
また惹かれてしまう。そのふたつのエラーが彼女の作品にはありました。
個人的にはそうしたエラーにまず興味を持ったのですが、キャプションにあった
 『(前略)大量生産・大量消費されるのはものばかりでなく、情報もまた大量に(以下略)』
という制作意図にも素直にうなずくことができたのも印象に残った理由のひとつでした。

うらわの路地裏を歩いて埼玉県立近代美術館へ。鳥取の写真家・植田正治氏の写真展です。
「この写真家が好き!」ということがあまりない私ですが彼の写真はとても好きです。
見ていると静かであったかい気分になれる。初期の構成写真のセンスに脱帽したり、
モデルの奥様の可憐さにほっこりしたり、自然や町並みに思いを馳せたり。
とても穏やかさの密度が高い時間を過ごすことが出来ました。 『子狐登場』、やっぱり大好きです。