12.12.09 観てきた

高校時代の恩師がグループ展に参加しているというので友人と観に行く。
先生の銅版画は昔からとても魅力的で、よく飽かずに眺めていたのを思い出す。

昔は黙々と作品を作っている姿が印象的で、お互い不思議な距離感だったのだが
卒業して大分経って、私たちもそれぞれの生活をかたちづくっている今となっては
結構込み入った話なんかも出来て、それがなんだか嬉しい。
こういう時、自分たちが(経験は届かないにせよ)同じ目線で話が出来る年になったんだなあと思う。

友人の娘を嬉しそうに目を細めている先生はなんだか新鮮だった。

12.11.13

片恋の人に逢いにゆくように買いに行く本、というのがある。

逢えると思っていなかったのに、思いがけずそこにいると知ってドキドキしながら逢いにゆく。
その道のりに雑音のないように大事に大事に向かうのだ。

先日、数年越しのそういう本に逢いにいきました。
次が何年後だとしても、きっとおんなじようにする。
むしろ、今回の何倍もの気持ちを込めて。

12.11.01

◎本日の読了
『ゴーグル』豊田徹也 講談社
『団地ともお』20 小田扉 小学館
『なかじまなかじま』1 西炯子 白泉社
『毎週かあさん』2 西原理恵子 小学館
『秘密』11,12 清水玲子 白泉社
『式の前日』穂積 小学館
『恋と軍艦』3 西炯子 小学館
『10月の少女たち』萩尾望都 小学館文庫 

12.10.15

◎ここ最近の読了
『あなたがいれば』1-4巻 吉村明美 小学館文庫
『昭和元禄落語心中』3 雲田はるこ 講談社
『ペコロスの母に会いに行く』岡野雄一 西日本新聞社

12.09.11

◎ここ1、2ヶ月の読了(再読含まず)
『ふちなしのかがみ』辻村深月 角川文庫
『明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子』太田治子 朝日文庫
 ▷装丁のイラストレーションが三嶋典東氏であった。内容ともなんだかとても似合っている。
『ラブコメ今昔』有川浩 角川文庫
『No.6』#7 あさのあつこ 講談社文庫
『整形前夜』穂村弘 講談社文庫
『乱と灰色の世界』4 入江亜季 エンターブレイン
『ちょっと不思議な小宇宙』小田扉 双葉社
『岳』17&18 石塚真一 小学館
『往復書簡』湊かなえ 幻冬社文庫
『フリーター、家を買う』有川浩 幻冬社文庫
『シアター!』有川浩 メディアワークス文庫
『シアター!2』有川浩 メディアワークス文庫
『とりぱん』13 とりのなんこ 講談社
『あの日からのマンガ』しりあがり寿 エンターブレイン
『繕い裁つ人』3 池辺葵 講談社
『ゆれる』西川美和 文春文庫
『きのうの神様』西川美和 ポプラ文庫
『ロスト・シンボル』上・中・下 ダン・ブラウン 角川文庫
『ファントム・ピークス』北林一光 角川文庫
『ツナグ』辻村深月 新潮社文庫
『台風の日』真造圭伍 小学館
『ぢべたぐらし』マツダユカ リブレ出版
 ▷マツダさんは大学勤務時に4年間ともに過ごした人です。本屋で見かけて「!」。
  数日後に在庫が売り切れていてどうしたのかと思ったら、めざましテレビに取り上げられていたのですね。
  みんなの活躍は我がことのように嬉しいなあ。
  ちなみに、ものすごくツボにはまるコマがあって、見るたびに笑いがムホリとこみ上げてくる。
  いつか本人に再会できた時に伝えることにしよう。

12.05.16

HPをリニューアルするためにローカル上にデータを移植して以来、
こちらを更新していなかったのだが、リニューアルが早々と出来る気がしないので
こちらも更新しておこうと思い直す。

ので、後ほど新規投稿しておきます(時系列にて)。

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◎ここ最近の読了
『東京イワシ頭』杉浦日向子 講談社文庫
『キップをなくして』池澤夏樹 角川文庫
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』辻村深月 講談社文庫
『阪急電車』有川浩 幻冬社文庫
『姉の結婚』3 西炯子 小学館
『チェーザレ』9 惣領冬実 講談社
『坂道のアポロン』9 小玉ユキ 小学館

12.04.10 散髪

前髪がずいぶん伸びたので、散髪。
長さはそんなに変わっていないが、軽くなった。
美容師さんの話によるとようやく春らしくなってきたので
訪れる人が増えているらしい。
やはり季節を感じるというのは大切なことだな。

その後、買い物で足が棒に。

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◎本日の読了
『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ/朝比奈弘治 岩波文庫
▷ハンスが近くにいてくれたら、とても心強い。

12.04.06

ここ数日『地底旅行』を読んでいる。
基本的に翻訳本が苦手でストレスなく読めたものは数えるほどなのだが、なんとなくこれは読めている。
翻訳が自分にしっくりくるわけでもないのだが(失礼!)なんとなく。

この作品が発表された頃に比べて、今はずっとずっとたくさんの大スペクタクル物語に溢れているし
これでもかという映像で発表されたりもしている。
そういう意味では刺激に乏しい古めかしい作品と思いがちだが、それがそうでもない。

多くの冒険小説やSF小説が影響を受けたであろうそれらの原初的風景に身を投じることは刺激的だし、
「発表された当時に読んでいたら…」なんていう想像を膨らませるといった、
なんとも奇妙な感覚に自分を浸らせることができるので、不思議と新しい気分を与えてくれる。
(発表当時に読んで与えられたであろう驚きを決して知り得ないとは知りつつも…。
 でもそれをいつも知りたいと思う。)

勝手な想像だけれど、当時もたらされた多くの科学的、地理的発見などが意識された作品だろうなあ、
などと考えていると、今調べている西洋の探検航海のことなどと結びついてワクワクするのであった。

…とりとめのない記述でありました。

12.04.01

◎本日の読了
『真夜中百景』1 木下晋也
▷第3景が好き。

12.03.22 せっせっせっせ

週末にお世話になった先生を囲む会がある。
そのための準備のため、買い出し、出力、裁断、パッケージ。
真夜中に大量の似顔絵グッズと向き合っているという妙な状況。
会に参加する皆さんがどんな反応をくれるか、気にもなるし、楽しみでもある。
ふふふ。


▷セット一式


▷パッケージ完了

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◎本日の読了
『祝魂歌』谷川俊太郎編 朝日文庫
▷響く詩は身体に沁み入るように入ってくる。