13.11.16 OSM→ドイツ

ドイツへ行く友人のOSMちゃんの壮行会。こじんまりしたお店でコースを食べる。
我々の中で、四国の人間(=要はOSMちゃんとS嬢)は
食べ物にうるさい(本当に「うるさい」)というのが共通認識なのだが、
珍しくOSMちゃんはここは美味しいと言っていた。良かった良かった。

会を主催したO氏は、壮行会にも関わらずみんなが好き勝手に
あっちこっちで話を展開している様を見てため息。
「OSMの話全然してないな…。これだから美大は」って。(かくいう本人も美大なのだ)
気配りの苦労人である。
まあ、このメンバーが揃っちゃったらなんだかんだで適当な展開なのだよな。
S嬢に至っては会が熟するのも待たずに贈り物を取り出し、
みんなをぎょっとさせた上に、笑いすぎて柱の角に後頭部を強打してうめいていた。
さすが!と納得させる何かを持っているのであった。

何はともあれ楽しい時間。

13.11.10 輪郭

仕事の打ち合わせで久しぶりにまっとうな外出をする。
素敵な反応をいただき、嬉しくなる。


1週間ほど、ほとんど家にこもりほとんど口をきいていないと
身体の輪郭が空気に溶け出してしまってゆらゆらとどうにもはっきりしない。
このままだともっととろけてしまいそうだったので歩くことにする。
こういうことは意外と本能的に判断するものだなぁ。

途中、はがれて落ちた警備会社のステッカーを見かけたり(しょんぼりと頼りない)、
「立」「ち」「小」「便」とだけ書かれた壁を眺めたり(もはやなんだかいさぎよい)、
ホームセンターに全能性を感じてみたりしながら駅から駅まで1時間ほど歩く。
そうしていたら少しずつ輪郭が締まってきたのでああ、ヨカッタと安心する。

夕飯を食べようとA嬢を待っていたらタイミングよくM嬢からもお誘いがあったので
3人でお店開拓。料理が出てくるのはゆっくりだったけどおいしかったな。
やっぱりご飯は誰かと食べるのがおいしいし、人と話すのはいい刺激だ。

13.10.21 散歩

【※今回はなかなかにキワドイ虫たちが出てきます。要注意を。】

ap嬢と散歩。緑の多い道沿いをぶらぶらと歩く。
人様のお庭にある植物を眺めたり、たくさんのドングリを手に取ってみたり
見かけた生き物を観察したり。
近場でも少し行けば見たことのない道があって、そこにはお店や家があって、
ヘンテコなものや素敵なものがあるので二人してウヒャウヒャしながら、の数時間。

最終目的がケーキ、ってところがいかにも…ですがね。


▷人様のお庭に。


▷小さいトカゲ。多分まだ子ども。
 
 
 
【次は蜘蛛です】
 
 
 


▷とってもカラフルで大きな美しい蜘蛛。ap嬢と賞賛。
 実物はもっと彩度が高かった。
 
 
 
【次は毛虫です】
 
 
 

▷毛虫がドングリを食べるなんて知らなかったな(ちなみに左側が頭)。
 
 
 
【そして芋虫。】
 
 
 

▷モスラだ、モスラ!と盛り上がる。実際はずいぶん小顔。
 毛虫や芋虫は意外と「こっち向いてー」と言うと向いてくれます。
 
 
 
【ここからは花とケーキなのでご安心を】
 
 
 


▷秋にも花はたくさん咲くものですね。


▷季節感あふれるミルフィーユ。うっとり。

13.08.27 【その2】うーなーぎっ、ウッ!

「もぉう我慢できなぁい!」(byコンボ)の結果。

13.08.06 おいでませ

今日はK下さんが遠方から展示を観に来てくれるというので
嬉々としてお出迎え。本当はO氏も一緒ならいいのだが、
都合によりあとから合流ということになった。

昼には僻地の食を開拓すべく、自称「心のカフェ」へ行く。
日替わりパスタ、としてメニューが書いてあったのだが、
注文時に「どれがいいですか?どれでも…」とお店の方がいう。脱力。
さすが心のカフェ。おもてなしに余念がない。
こまごまとつっこみながら割とお店自体を楽しんでしまったな。
2階で行なわれているカルチャースクール的なものについて解説を受けたらしく、
外に出たあとでK下さんが「なんで僕に言ったんだろ…」とつぶやいていたのが可笑しかった。
私は上から聞こえる「首が…」「首を…」という声を聞きながら
「まさかマッサージ講座でもあるまいし…なんだろ」と思っていた。

その後ムサビに行き、展示を鑑賞。
『ET IN ARCADIA EGO 墓は語るか』は2度めだったけれど、誰かと観るのは面白いなと思った。
頭の中に浮かぶ「?」や「!」などを分かち合うのは刺激的だ。
私は〈幻となったイサム・ノグチ「広島平和記念公園慰霊碑」、白井晟一「原爆堂」〉の模型が
気になって仕方がない。偶然にも8月6日にこれを見ていることに思いをはせる。

続いて『ムサビのデザインIII』を見ていると、建物全体を打ち鳴らす豪雨。
きっとO氏が近付いてきてるんだ。
上水を歩きながらK下さんが言った「『ゲリラ豪雨』ってバカっぽいよね」という言葉を思い出す。
(こうやって書くとわかりづらいけど結構真剣な話)
こちらも2度目だけどやっぱり誰かと観るって違うなーと再確認。
音楽家のK下さんが目を留めるものは以前私がサラリと流したものだったりして、
よく見たら随分心をくすぐられるものだったりした。
あのレコード、聞いてみたいな。

そして本星(?)の『タイポグラフィ 2つの潮流』展。
1時間もあるし、まあかいつまんで話をしながら観れば大丈夫だろうと思っていたら
半分観たかどうか…というところで閉館になってしまった。
閉館音楽がなぜか鳴らず、監視員の方が困り顔で「あの…もう終わりなんです」。
な、なんと…。でも、まあ聖書のあたりは見られたから一安心。
しつこいようだが、やっぱり誰かと観るのはよいなあ。
つたないながらも解説を…と思うと自分の知識を総動員して口に出すし、
そうすると記憶の底に沈んでいた「そうだよ、ここが面白いんだよ!」ってところを
またつかみ取ることが出来る。勉強になります。


閉館にあわせて(というわけでもないだろうが)
O氏が合流、そのままUターンで夕食に繰り出す。
途中Oちゃんも加わって、4人でわいわいと阿呆な話などを
しながら気楽に楽しむ。あー、楽しかった!!


▷「写真撮る?」とOちゃんが食べるのを待ってくれたので激写。
 下の2枚はOちゃんチョイスで、他の2人に「子どもみたいなメニューだな!」って言われてた。
 でも大人でもおいしかったですよ。

13.08.05 う〜なぎ

コンビニで売っていた。
こういうのをつい買ってしまうクセがあるなあ。
この写真を見たO氏が「いや、これはナシでしょ!」と
わかるようでよくわからない感想を口にしていた。

個人的にはこのパンそのものよりも
パッケージに貼られていたシールの方がツボだった。

13.07.27 せまりくる

朝から夕方までかけて授業の採点。
他の先生方もいらしていて、お互い集中しつつも時々言葉を交わす。
こんな作品が出て来たよ、なんて見せ合ったりしてあれこれと。


その後、都心の先輩宅へ。
隅田川と立川の花火大会があるようで、どこにいても浴衣姿の人たちがいる。
人混みに行く習慣がないので「そうか、今日は花火なのか」とぼんやり思いながら
電車の窓の外を眺めていると、西から不穏な色面がせまってくるのが見えた。
その面積が刻々と大きく広くなっていって、明らかに雷雨の予感。
降られたら最後、と足早に先輩宅を目指していると
先に着いている友人たちから「はやく!雨がくる!」とメール。
みんなも窓からせまりくる暗雲をみてハラハラしていたようだった。
滑り込みセーフで玄関をくぐった途端、どしゃぶりの雨と雷。
「連れて来たね〜」と笑いながら雨音を聞く。

夕食の下ごしらえを手伝っているところに
あとからやって来たK嬢はずぶぬれ(傘は持っていた)で
「道がね〜、川だったよ」と状況を話してくれた。
そして更にあとからきたOちゃんもぬれねずみ。
みんなで「花火大会はどうなったろうねえ」といいながら
屋内で過ごした豪雨の夜。

13.07.17

送られてきた贅沢。ありがとう。とても美味しかった。

13.07.15 おいでませ

千葉から、いつもお世話になっている方々がはるばる『タイポグラフィ 2つの潮流』展など
ムサビの美術館で開催されている展示を観に来てくれるということでいそいそと会いにゆく。
充分ではないながら、自分のわかる範囲で解説などさせていただいたりして。

その後、K氏やS嬢なども合流してみんなで乾杯。
内外の展覧会の話や、本の話、各自の近況などをわいわいと楽しみながらのおいしいご飯。
やっぱりステキな人たちと一緒の時間はとても楽しくて幸せだ。

13.07.07

こちらが想っていたのを知っていたかのようにGさんから手紙が届いた。
あまりのタイミングに涙が出そう。嬉しいなあ。
梅雨によく似合った素敵な便せん。私も返信を書こう。

七夕の夜に誘い出したS嬢と空を見るとうっすらと雲はあれど、星が見えた。
毎年、七夕は天気が悪いという印象があるのでなんだか珍しいなと思う。
彼女にOさんからいただいたジュースをおすそ分けしたら
速攻で感激メールが届いて、思わず「だよねだよね!」となる。