部屋に何気なく存在している缶をみていろんなことを急に思い出す。
あれからもう5年か、とかあの3人とGさんは元気かな、とか。
そうしたら急に会いたい気持ちになる。
ああ、会いたいなぁと思うけれどそう簡単でもないので
かわりにエアメイルを書く。
元気ですか? あれからもう5年です。日本に帰ってきたら会いたいな。
手紙を書くたびに無事に届いているのかしらんと思わないでもないけど
まあ、それはそれで。
メールアドレスも知っているけれど、なんとなく手紙がいい。
他の2人にも手紙を書きたいけれど住所を知らないな。
Gさんには明日にでも近況の手紙を書こう。
夏なのになんだかちょっとだけ感傷的だ。
今日は恩師にありがとう、の会でした。
各世代からたくさんの参加者があって、大盛況。
先生がどれだけ慕われているのかがありありとわかります。
私は授業受講者ではなかったけれど、
研究室でたくさん話して笑って驚かせてもらって、
そして先生の姿勢を尊敬するばかり。
有言実行ってこういうことなんだなあ、って。
この、ありがとうの会には
私にとって愛しくてたまらない人たちもたくさん来ていて、とてもとても嬉しかった。
みんな、すっかりオトナの顔です。
でもやっぱり変わってもいなくて、その様子に私は胸がいっぱい。
「卒業して3年くらいかなあ」なんて言っているけど実はもう5年目なんだよ。
そんな気がしないけれど、結構時間が経ってる。ひゃー!です。
◎
実行委員を務めた3人、そして周囲のみんな、
本当に本当にお疲れさまでした!
みんなのおかげで素敵な会になったんだなあと強く思います。
ありがとう。
授業後、おそらく溶剤臭い身体で講演会場へ。
あいにく途中から参加になってしまったので安尚秀氏のお話を詳しく聞けなかったものの、
日中韓のタイポグラフィ周辺の教育事情などを伺い知ることができてとても興味深かった!
あらためて、そしてもっともっと勉強したくなりました。
各国で使用している文字が違うことがこんなにも匂いたつような
話が聞けるとは思っていなかったなあ。
有機溶剤でフワフワしていたものの、あれこれ考えることが出来ました。
会場も盛況で何よりです。
◎
その後は懇親会。食べ物も飲み物もあったけれど、
やっぱりフワフワしていたのでほとんど手をつけず、
どうにもぼんやりしていたかも。
でも最後には間違いなく楽しくなりそうな話もできて、すごく嬉しかったな。
自分がそこでなにが出来るか、ちゃんと頭を据えて考えなくては。
講演情報
—————————-
パネルディスカッション
「自国のタイポグラフィと欧文タイポグラフィの関係」
日 時|6月29日(土)16:30~(16:00開場)
会 場|武蔵野美術大学 美術館ホール
パネリスト|安 尚秀(アン・サンス)、王 敏(ワン・ミン)、新島 実
司 会|寺山祐策
—————————-
今日は授業2クールめのハイライト、印刷日です。
相変わらずタイトな進行ですが、学生たちは見事についてきてくれました。
すごいなー。ありがとう。
それにしても、湿度があまりなかったせいなのか暑いせいなのか
今日は有機溶剤の気化がはやいはやい!
掃除をするにもあっという間に乾いてしまうので四苦八苦しました。
そうなると各所での使用量も多くなる上、教室のあちこちで使うため、
工房の空気は近年で一番キツかったんではないかと思ってしまうほどでした。
みんな、お疲れさまでした。
作品が楽しみだなあ。