2011.10月

11.10.17 【お知らせ】博物図譜とデジタルアーカイブ 第4期

デザインを手がけた展覧会『博物図譜とデジタルアーカイブ 第IV期』が開催中です。

チラシに使用されている画像、あれこれとトライ&エラーを繰り返して得たものです。
これまでは「博物図譜」的な画像を使っていましたが、今回は「デジタルアーカイブ」側に寄せてみました。
でも、別バージョンとして「博物図譜」ど真ん中のチラシもあるのでチェックしてみてください。
そのふたつを見ることでこの展覧会の趣旨が見えてくる仕掛けになっています。

さて、今回は新たにiPadを使った『博物図譜とデジタルアーカイブ on iPad』の提案を行っています(会場のみ)。
132dpiモニタ、マルチタッチインターフェース、無線LANネットワークを使った研究環境の可能性をご覧下さい。
もちろん通常の大型タッチパネルのデジタルアーカイブも展示されています。(開発:大田暁雄

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『博物図譜とデジタルアーカイブ 第Ⅳ期』
2011年10月17日[月]-12月24日[土](※但し、10月29日[土]-11月5日[土]は休館)
武蔵野美術大学 図書館展示室 [入場無料]

出品:
エーレト『花蝶珍種図譜』[1748-1758]
スパエンドンク『名花素描』[1800-1804?]
シャープ『フウチョウ科・ニワシドリ科鳥類図譜』(1891-1898)
シンツ『脊椎動物図譜 哺乳類篇』(1824)
シンツ『脊椎動物図譜 爬虫類篇』(1833)
グローヴ『エルウィズ氏ユリ属の研究補遺』(1933)

◎荒俣宏客員教授講演会(第4回)
|日時|2011年11月21日(月)16:30 – 18:30
|会場|武蔵野美術大学 美術館ホール(美術館内)
*参加自由です。直接会場にお越しください。

11.10.10 もうなんか

いろいろドタバタしているので、ここの更新が滞っている。
そのうち、書き足していくとしよう。

春眠暁を覚えず、というが、秋眠も暁を覚えない今日この頃。

4回目となる『博物図譜とデジタルアーカイブ』展の学内広報物が少し変わる。
その制作をしているが、ひとりでフツフツとテンションがあがっている。
早く出来上がったのを見たいし、みんなにも見てもらいたい。

11.10.09 渋谷

渋谷近辺で元・担当学生2人が展示をしていたのでいい天気の中出かける。
まずはジュエリーの勉強をしているT嬢のもとへ。学祭だったのだがどこにいるかを確認しないまま行ってしまい
見つかるかな……と思ったらなんだか見たことのある顔が目の前に。O嬢みたいな人がいるなーと思ったら
まさに、であった(彼女も元・担当学生。TAK氏と一緒に来ていた)。
正門のど真ん前がT嬢のブースだった。話によると実行委員会に作品を数回プレゼンして、それで場所が決まると言う。
つまり、彼女は作品が認められているということ。ひとまわりしてみたが確かにクオリティーの高さが群を抜いている。
「は〜、やっぱり!」とにんまり。

その後、自信満々に道を間違えたり人ゴミにあたふたしたりしながら木原未沙紀嬢の個展へ。
彼女が大学で制作をしていた頃はよく制作経過を見せてもらっていたのだが、今はそういうこともないので
どの作品も「初めて」感があふれて新鮮だった。
彼女自身の文脈の中で様々な試みをしよう、という心意気が見えてとても好ましい。
自らの道で積極的に制作している人に出会うと元気になり、且つ自分にはね返ってくるなあ、などと思う。

夕飯に点心を食べる。はー、幸せ。
なんだか久しぶりに「食事」をした気がする。

11.10.06

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◎本日のお言葉
『世界の大部分が、彼の発明した端末でその死を知ったという事実ほど、
 スティーブの成功に敬意を示す追悼の言葉はないかもしれない』 バラク・オバマ