14.01.15【その1】授賞式

第55回全国カタログ・ポスター展で『タイポグラフィー 2つの潮流』展の図録が
《審査員特別賞(勝井賞)》を受賞しました。
私は先輩や図書館スタッフの方とともにこの図録に付録されている年表を担当しました。


▷『タイポグラフィー 2つの潮流』展 図録
 武蔵野美術大学 美術館・図書館/造形研究センター
 印刷:㈱山田写真製版所
 デザイン:(冊子)パク ジフン/(年表)正田智子、谷田幸

本日はその授賞式。
式の前に少し離れた会場で開催されている展示会に足を運んでから
いつも大変大変大変…お世話になっている㈱山田写真製版所の方々や武蔵野美術大学 美術館・図書館の方、
上記の図録本体をデザインした友人のデザイナー、パク・ジフンさん、
同じくカタログ・ポスター展でカタログの部・銀賞を受賞した
平野甲賀の仕事1964-2013』展の図録をデザインした鈴木壮一さんらと授賞式へ。


▷『平野甲賀の仕事1964-2013』展 図録
 武蔵野美術大学 美術館・図書館
 印刷:㈱山田写真製版所
 デザイン:AD=平野甲賀/D=鈴木壮一

この授賞式は全国カレンダー展の授賞式と合同になっているため、
例年長時間に及んでいたのですが、今年はそれがかなりスリム化されていました。
さくさくと進むのはありがたかったけれど、友人たちの賞状授与なども
あっさりしていてちょっぴり残念…かな?
(とはいえ、じっくりやると本当に長いので仕方ない…!)
 

自分の関わったお仕事が賞をいただくと「お前はそれに適う人間か?」と
自問せずにはいられず、しかも答えはどうしたって「否」なのですが、
これはお褒めの言葉というより「もっとがんばりなさい」という
エールをいただいているのだなと思って背筋がシャンとします。
もっとがんばらなくちゃ(っていつも言ってるな…!)。もっともーっとだな。

そもそも、この賞の本当の立役者はなんと言っても!㈱山田写真製版所のみなさん。
この方々の尽力こそが、この結果を生んでいるのだと心底思います。
いつもいつも、お世話とご迷惑とご迷惑とご迷惑…ばかりかけているのですが
それを鮮やかにレシーブしていただけるばかりか
こちらの想像よりもずっと素敵な球を返してくださる方々で、
信頼は自身の行動でこそ得られるものだということを
私はKさんやTさんのお仕事ぶりから学びました。
そんなみなさんの本当に嬉しそうな様子が私にとっては何よりのご褒美です。

いつだってたくさんの感謝と尊敬を。
まだまだ全然「返せて」いませんが、きっと精進します。

授賞式はそう想うための日。


▷展示会場にて。展示はいつも素朴ですが、手に取って見られるので参考になります。



▷授賞式の様子


▷授賞式後のレセプションにて。おしゃれ!と鈴木さんとはしゃいでしまいました。