喫茶店でごそごそと制作作業をしていたところ、
少し離れた場所に座る女性2人(多分20代半ばくらいだろう)がジブリ作品の話をしていた。
あの作品が好きだとか、あのシーンがいい、とかそういうやつだ。
その中で『天空の城ラピュタ』の話になり、片方の女性が
「パズー、いいよね〜。理想的だなぁ。
どこまでも追いかけてきてくれるところとか!」と
パズーの魅力について語っている。
うんうん、確かにパズーは素敵よね…!と心の中で思いつつ聞いていると、
その流れで、彼女はパズーについて、
「(彼は)鳩を愛してるの!」
とのたまった。
………!!!?
いやまあ、彼女の言いたいことはわかる。
パズーは確かに鳩と仲良しで、大事にしていたようだった。
でも、そんなにきっぱりと強く断言するほど彼の「鳩愛」が
全面に押し出されている作品だと捉えたことがなかったので、衝撃。
作品から受け取るものって、ホントに人それぞれだなぁ。
あまりの衝撃に、その後、彼女たちがどんな話をしていたか全く記憶にない。
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◎本日の読了
『夢のような幸福』三浦しをん 新潮文庫