13.02.07

散歩中、橋の上から賽の目にカットしたパンをあげるおじさんに遭遇。
下にはマガモが数羽。パンが投げられると同時にスゴい勢いで近寄ってくるので
それを眺めながら、おじさんに「あっという間になくなりますねえ」と
話しかけたら「本当は鯉にやりたいんだけどねえ、カモに食べられちゃうんだよ。
カモの方が機敏だからねえ。」とそっと笑って去っていった。
そういえば確かに鯉もたくさんいて、パンが落ちるたびにゴボガバしている。
そうか、おじさんは鯉にあげたかったのか…。カモじゃなく…。
おじさんの「鯉>マガモ」という意識が心のどの辺りから生まれたものなのか、
大変に気になりながら散歩を続ける。

◎本日の野鳥たち:マガモ・シジュウカラ・ヒヨドリ・コゲラ・アオゲラ・ハシブトガラス・キジバト
 野鳥じゃないけど)カワラバト(ドバト)・アヒル


▷下校中の小学生女子に「わー、首がキラキラしてるー!きれー!」と大人気だったが、
 キミはどんぐりを丸呑みしすぎじゃないかね。大丈夫かね。

いやなにって!!本日一番の大興奮事項はア・オ・ゲ・ラ!アオゲラでしょう!
(興奮しすぎて1文字ずつ区切ってしまうくらいだ)
散歩も帰路の途中、聞き慣れない声がする。ぬ!?誰だっ!と辺りを見回すと幹を叩く音。
コゲラに比べて低音のそれに発見の予感がしたところ、対岸に姿を確認。おおきーい!
しばらくその場で撮影を試みたものの、幹に隠れてほとんど見えないので大急ぎで対岸に移動。
あの木だったはずだ、とキョロキョロするも、姿は見えず、でも幹を叩く音はする。
しばらく探したところ、隣の隣の木で発見。やっぱりおおきーい!
すぐ横を散歩中の人が「こいつ、なにをしてるんだ」と不審げに通り過ぎるがそんなことにかまっちゃおられん、
逆光のなか、ひとり大興奮で撮影しまくる。
しかし問題がひとつ。…その時の私は猛烈にトイレに行きたかった。
でも撮りたい。でも行きたい。トイレ、アオゲラ、トイレ、アオゲラ。
しばし問答した結果、近所の公園のトイレに駆け込み、大慌てで戻る。
その間、2分もなかったのだが、アオゲラの姿は見えず。むー、残念。
また会えるだろうか。飛んでいく姿も見てみたかった。