12.11.16 観てきた

武蔵野美術大学 美術館・図書館で開催中の展覧会を観る。

近現代のブックデザイン考 I 書物にとっての美
▷別に昔は良かった、などと言う気はないけれど、この展覧会を観ていると
 生活スピードについて省みざるを得ない。個人の問題ではなく、社会のこととして。
 (もちろんその一部である個人に立ち返ることにもなるのだけど)
 そして、日本人の美意識はその鋭敏さを一体どこに置き去りにしたのだろうということも。
 それを仕方ない、時代のせいと片付ける季節はもう終わりにする時期にきている予感もするし、そうありたい。

 さておき、物質感というのはこんなにも充ち満ちるものか、と恍惚。

斎藤國靖 〈仮説〉としての絵画
▷私にどれだけ理解が出来たかはよくわからないけれど、眺めていると頭が段々こんがらがってくるような雰囲気。