11.07.31 [その2]Gさん巡礼あるいはO氏能力爆発の旅 2日目

前述のおっちゃん体験後、

Gさんと合流して古墳&埴輪萌え萌えツアー。うっとり。
いろいろ見て思ったのは古墳時代の人と現代人に差などないなあ、というのが感想。
むしろ彼らは昔の人だから劣っているなどとは、まかり間違っても思えないほどに
優れた知識と能力・技術を持っていて、生命力で言えばきっと現代人の方が脆弱だろう。
この人たちと同じ場にいたら生きるという行為において『敵わない』気がするな…などと思う。

埴輪と古墳を堪能したのち、少し足を伸ばして大山崎山荘美術館へ。
こぢんまりとしているけれど、いい建物であった。昔の富豪は優れたものを残すことを知っていたのだなあ。
私は全く知らずについてきたのだが、この辺りは光秀を秀吉が討ったあたりらしく、
歴史的な見所が多く残っていた。今回はあちこち行けなかったので改めて来よう、ということになる。
ちなみに、美術館に行く場合は絶対に無料バスに乗ってみるといい。
あんな経験、なかなかないぞ!という経験が出来ることでありましょう。


▷「あんな経験、なかなかないぞ!」が経験出来る場所。

そこから更に「えっちな街」十三へ。YD嬢と合流し、Gさんオススメのねぎ焼き屋さんへ。
そもそも、ねぎ焼きを食べたことがなかったのでお好み焼きのねぎ多い版かな、くらいに思っていたのだが、
想像以上に違うものだった。うすぺったいのにふわっとしていて美味しかったなー。
お店の女将さんの鮮やかな焼きさばきと店員さんのすばらしき連係プレーは見物である。

さて、ここで。美味しく食べている、ここで。

……大雨である。それも女将さんが「この前の通りはある程度水を吸うようになってるけど、
こんなふうになるのは本当に珍しいわ〜」と驚嘆し、お客さん全員がちらちらと外を見ながら
「どうしよう」「これじゃ出て行けない」と口々に言うくらいの大雨である。
さすが、ミラクル・アメオトコである。みんなで「O氏が出て行けば止むんじゃないか」と軽口。
余りにも豪雨なので、だれもが少し待てば止むだろうと思っていたその雨は一向に止まず、
いつまでもお店に居座っているわけにも行かないので4人に2本の折りたたみでの脱出を試みる。
いざ!と飛び出したものの、あまりにもすごすぎて「あははははは!」と笑いが止まらない。
数メートル進んだだけでぐしょ濡れねずみ。目についた喫茶店に飛び込んだところ……。
雨、一気に小降り。…………今頃、いくらか離れたねぎ焼き屋周辺には虹でも出てるに違いないと
思わずにはいられないのであった。 いや〜、さすがである。
ひととおり、4人で笑いにしたあと「これでタニダさんの日記は決まったようなもんだな…」とO氏。
ご期待に添えただろうか。

そこからは積もり積もった近況報告をしたり変な写真を撮ったりと充実した時間を過ごしたのであった。
いやーはや、今日もよき1日。


▷左は絶対に違うと思う。