ふたたびT氏の制作を手伝う。
朝から始めれば、遅くても夜には終わるだろう…と思ったのが大間違い。
一昨日、ダミーでいろいろ試していて本当に良かった。
多分そうしてなければ完成しなかったなあ。
13:30に一時中断し、別件の本紙校正第2弾へ。
今日もまた学ぶこと多く、眼がらんらん、鼻息荒く、口元緩みっぱなし。ああ、楽しい。
・モアレチェックをする際はモニター上で66%縮小してみるとわかりやすい
・CやYにも若干ながらMが含まれている
…などなど。
200年ほど昔の最上級印刷物を見ながら、現代の印刷の勉強もできる。なんという贅沢な環境。
いやはや、印刷って楽しい!
人間が築いてきた技術がみっちり詰まっている世界は知識欲をこれでもかと刺激してくる。
16:00
製本作業にもどる。急がば回れということで本文を刷りなおし。
18:00
S嬢がやってくる。T氏がメイン作業をしている一方で二人して慎重に作業を進める。
ひとつひとつの作業に緊張。「これで大丈夫だよね?」と確認をしつつ。
実はこれまでS嬢と一緒に制作をしたことはなかったのだけれど、こんなにも快適だとは。
イチ言えばジュウわかってもらえるし、お互い少し先を読みながら作業が出来る。
自分の思うことを言ってみれば、更なる可能性を提示される。
ううむ、これはいいなぁとひそかに興奮。
アトリエを作ってわいわい制作出来るといいなあと思う。
0時には終わりたいよー、と言っていたのは何だったのか…ものが完成したのは朝日まぶしい午前8時。
それでもやっぱりものが出来るとそれまでのことも徹夜だってこともどこかいってしまうのだ。
細かいことを言えば気になるところは多々あれど、悪くはない出来。
うまく動けばなによりだ。
とはいえ、みんなふにゃふにゃで眼もしょぼしょぼ。おつかれさまでした。





T氏が今作っている展示作品のお手伝いをしている。
実物はぜひ展覧会に足を運んでいただいて、体感して欲しい。
なんだかへんてこな感覚。でもにんまりしてしまう作品。
たくさんの人がこの作品に出会ってどんな反応をするのか、とても気になる。
きっとみんな「とまらなくなる」んじゃないかなぁ、なんて。
ちなみに、お手伝い制作の製本もなんだかへんてこ。
初めてのことも多いので、あーでもない、こーでもないと、
製本屋S嬢と小さなダミーをたくさん作る。
一番いいのは原寸でのダミーを作ることだが、
時間のない中では豆ダミーはとても有効だということがわかる。
徹夜になったけれど、充実の時間。
↓これがメインパーツ。
まるで都市のような基盤の姿は畑違いながらとても大好きだ。用の美はこんなところにこそ。

午前中、展覧会広報の打ち合わせ。
版画好きとしてはとても楽しみなかかわり合いになりそうで楽しみ。
午後、友人U氏にカバン(=デザイン料)を作ってもらうための材料を渡す。
彼の行動力は聞くたびに脱帽。モノではなく、コトを作っていくことは
これからの社会では主流なことになっていくと思うが、そのど真ん中を走っている。
そんな彼の活動のひとつ→http://tokyobanca.com/index.html(まだ工事中の様子)。
人としなやかにつながっていく能力をぜひとも見習いたいところだなあ。
午後、『博物図譜とデジタルアーカイブ3』展カタログの本紙校正。
一緒にお仕事をさせていただいている山田写真製版所の方とのやりとりは毎回とても勉強になる。
どの世界にもプロフェッショナルがいて、その人達から学べることはたくさんたくさんある。
色を見る能力やコツ、校正後の修正方法、印刷時の問題解決案とそのための基本知識。
気さくなM氏やK氏はお尻に殻をつけたままドタバタしているヒヨッコの質問や問題点に
丁寧に応えてくださるのでお会いするのがいつも楽しみ。
こんな時はこうするといい、この場合はこういう解決法が考えられる…etc.
今日ひとつ賢くなったのはモアレを回避するための方法。
ひとつひとつ面白すぎて、目がランランとしてしまう。わくわくドキドキで鼻息がンフー!、である。
でも、冷静に考えてみれば私はそんなにも印刷のことをわかっていないということ。
勉強勉強!!今自分が主流として扱っているものに精通している人間でありたい。
このお仕事は、本当にたくさん勉強させていただいています。 感謝多謝。
思いがけず、あじのなめろうが食べられた。うまし。

装丁のお仕事をいただきました。その打ち合わせのため、本郷へ。
出版社という場所にお邪魔したのは初めてでとても刺激的でした。
私が初めて触れる分野の書籍で、世界には知らないことがあふれていることを
改めて実感して、わくわくしました。知りたいことはたくさんあるなあ。
それを気づかせてくれるのも、知らない世界に導いてくれるのも
人との出会いだということを再確認。人とつながっていくことはすごく面白い。
出会いと関係を大事にして、丁寧に仕事をしていきたいと思いました。
それにしても先達のお話というのは実感がこもっていて、励みになります。
がんばろ。