少し前になりますが、装丁を担当させていただいた書籍が刊行されました。
『映画で学ぶ憲法』志田陽子編 法律文化社
憲法、法律、というと(少なくとも私には)とっつきにくい印象がありますが、
洋画・邦画の数々を手助けにして、それらを考えてみるという方法で編まれたこの本は
そうした人には具合の良い1冊ではないかと思います。
私もまだ通読できていませんが、
これなら読めるし、具体的な事例をもとに憲法が扱っているものを捉えられそうだな、と。
(そして、取り上げられている映画を観たくなったりして。)
憲法がしきりに話題となる昨今、気になる方はぜひぜひ。
ちなみに、この本に関しての編者・志田陽子さんのエッセイはこちら。
『憲法はもともと、現実の歴史の中から生まれてきた、大変にリアルな問題を扱った文書です。』など、
ハッとするような言葉とともに、この本の生まれた背景や意図が紹介されています。