13.09.18 合宿1

友人A嬢と制作している冊子の仕上げのため、合宿。
私は午後イチでap嬢宅に到着して、そのまま作業にうつる。
夜には仕事を終えたS嬢も駆けつけてくれて、
A嬢のお母様の手料理(絶品!!…食べ過ぎた)をいただいた後、
普段は健康的な睡眠をとっている彼女たちも眠いのを我慢して夜な夜なの制作。

本文の印刷は印刷会社に頼んだものの、表紙・遊び紙はDIYでとりつけ、断裁する。
「このレベルで!」という見本を作って、
2人には「きれいにやらないと許しまへんでー」とかなりのプレッシャーを
かけたけれど、そこはさすが、ばっちり応えてくれた。

この人ならまかせて大丈夫と信用できる人がいるのはとても幸せなことだ。
微妙な作業というのは、言って聞かせればできるかというとそうではない。
言語化できない身体感覚を共有できないとどうしようもないし、
「この程度でいいか」と思うような人間では永遠に意図に応えてもらえないからだ。
相手がどのような身体感覚で反応してくれるかについて、ものを作る人間は敏感だと思うが、
そこで上記のように信用できる人に出会うとうっとりする。
「この程度で…」の思いもメディア形態や作品に対するそれぞれの思い入れによって
個人の中でも違いが出るので、その辺りを認識しておくとお互いに勝手がよい。


▷出来上がってきたポスター作品にサイン。


▷空綴じに対応してもらえなかったので、ホッチキスを外してから表紙をあわせて再度綴じる。


▷本文と遊び紙と表紙と道具。


▷表紙断裁中


▷断裁クズわっさり。


▷断裁完了の冊子たち。


▷シリアルナンバー用の原画を描くap嬢。

無事に「今日はここまで」という作業を完了し、S嬢は仕事に備えて撃沈、私とap嬢は夜明けを眺めた。
作業はつづく。