13.02.04

なんだか面白そうな試みですね。
十和田市現代美術館『超訳 びじゅつの学校』

ここ数年感じる印象ですが、都心(大都会)から遠く離れた美術館・博物館こそが
とても伸びやかで挑戦的な気がします。
鑑賞者に姿勢を強要したりしないというか、
のんびりとした雰囲気の中で、自分に素直に楽しんでよいのだと言われているようで。
都心の美術館だって強要しているわけじゃないのかもしれませんが、雰囲気がちょっと違うのですよね。
そもそもの施設の空間自体に余裕があるせいもあるかもしれません。
そして、その地域が持つ独自の時間感覚のせいも。

そうした美術館や博物館は、
芸術は特権や専門知識を持つものがああだこうだと排他的に論じるものではなく、
ヒトという動物が原初的に持つ衝動だと控えめに、けれど確として発信しているように
私には感じられます。

地域性の違いは、上手く言葉にできないけれど絶対に存在しているなにかです。
どちらがどうということではなく、それぞれの特色として捉えて楽しんでおります。


散歩をしていると望遠のレンズが欲しくなります。
鳥たちが姿を見せてくれる冬の木立。なのに…遠いー(涙)
近くに寄ってもあまり気にしないでくれるのはマガモくらい。
コゲラは姿を見たのも幹を鳴らす音をきちんと聞いたのも初めてで、ひとり大興奮。
想像以上に小さくてびっくりもする。

本日の野鳥たち:マガモ・コゲラ・ヒヨドリ・シジュウカラ・エナガ・ハシブトガラス