12.12.15 期日前投票

明日は用事があるので、期日前投票に行く。
この年齢になると自分の一票がとても切実だから、そもそも投票しないなどという選択肢はない。
友人たちもその様子で、いつ期日前に行くだとかうちの選挙区にはこんな人がいるだとか、よくそんな話になる。
若者にとって切実な問題は若者が投票しないと変わらない、と
多くの諦観の中でもやっぱり諦めずに思って行動しなくてはいけない。
それに、様々意見はあるようだが、一票にはウン百万の価値があると試算されている。
そう考えるともったいないから無駄には出来ないよなー。

久しぶりの期日前投票をして思ったのは、
私たちの権利はここまでして尊重されているのだなということだった。
当日行けないなら、その前に投票できる場があらゆるところ(しかも近所)に設置され、
20時までその機会があり、とても丁寧に対応してくれる。
それを当たり前と思う人もいるかもしれないけれど、権利のためにこれだけ
体制が整っているって結構すごいことじゃないかと素直に思った。

だから、めんどくさいな、などと思って行かない人は、一度体験したらいい。
そうしたら意外とカンタンで、こちらに都合の良いように取りはからってくれる体制があって
なんとなくみんなでひとつのことをする(思想はバラバラでも)イベント感があって
日常では体験できない紙の書き心地なんかも体験できちゃうのだ。

私は知らない人達がたくさんおとなしく(ある種おごそかに)自分の順番を待って
投票しているイベント感が興味深くて好きだし、何よりあの投票用紙に柔らかめの鉛筆で書く
書き心地が大好きで、選挙の時しか体験できないあの質感を逃してなるものか、などと思っている。
(ちゃんと投票内容は真剣に考えております!)

きっと、めんどくさいなんて思う人は単なる食わず嫌いなんじゃないだろうか。