12.01.08 こわいこわいと言っている

大学時代の友人と久しぶりに遊べるというので喜び勇んで出かける。

リクエストにより、国立科学博物館へ。
360°のシアターで「恐竜の世界–化石から読み解く–」「宇宙137億年の旅–すべては星から生まれた–」2本だて。
(実は最初のCMもスゴイぞ)
いや〜、久しぶりだったので大興奮。3人でキャーキャー盛り上がる。
「本当は動いてるんじゃないの!?」と友人が言いたくなるのもわかるほどの浮遊感。
それだけ視覚は人間の体感に強烈な影響を与えているのだ。
これが経験から来るのならば、生まれて間もない赤ちゃんには認識できないということか?
(そもそもそんなに目がよく見えてないと聞くが…)

ひとつのコンテンツを作るのにどれほどの費用がかかるのか…
想像を絶するものだろうが、ぜひとも新たなコンテンツを増やしていただきたい。
(観賞後、コンテンツを増やすための募金箱に紙幣が入っているのに納得してしまった…)

その後、恐竜の化石を見たり、動物の剥製を見たり。
いつ来ても面白いなーとコーフンしていたら、
友人が人類の歴史部分(人骨多数:レプリカも多いと思うけど)で
「こわいーこわいー」と言っている。
見ている内容は相当面白いらしいのだが、その一方でいろいろ想像してしまうらしく
外に出てからもしばらく繰り返していた。

私は人骨を怖いと思ったことがない(もちろん平和な状況でしか見たことがないからだが)ので、
「そうか、その感覚ってすごいな」と随分興味深かった。
自分が持ちえていない感覚と、それがもたらす体感への興味はつきない。
そういうものがたくさんあるから、世の中は面白い。

その後、浅草・銀座とハシゴ。
新年の浅草は松の内でなくてもすごい人混みでびっくり。