11.12.11 【その3】BOOKLET

友人に誘われて下北沢へBOOKLETPRESS主催・『FREE ASSOCIATION』を観に行く。
洋服屋さんの店内に各国から寄贈されたBOOKLET(ZINE)が閲覧できるように並べられている。
割合たくさんの量があったけれど、それらをすべてゆっくり見ることが許された場だ。
それぞれ、作り手には主張があって存在が生まれたのだろうが、
訴えかけがなされるものとそうでないものがある。
それはもちろん、私個人に対して、だけれど。
他の人が見れば、その人に対する訴えかけの有無はまた私のそれとは違うはず。
(当たり前か)

面白いものも、よくわからないものも、
よくわからないけど面白そうなものもある。
そういう区分って何かそれ自体が面白いな。

Henry McCauslandという人の作品は内容が読み取りやすくて、
表現も不思議で面白かった。
その他にも、なんだかヘンナリとした紙で作られた中判の8ページもの、なんていうのは
その存在自体が愛しい感じだ。

詳しくは伺っていないが、BOOKLETPRESSはBOOKLETをアーカイブする活動をしていて、
世界から寄贈されたBOOKLET(ZINE)を日本で閲覧〈する・される〉機会を作っているようだ。
そのメディアの持つ力を信じて模索しているということかな?という風に感じた。
なかなか面白い考えや活動をしているようなので、機会のある時にそんな話をゆっくり伺ってみたい。