2014.2月

14.02.02 宝登山

今年最初の山へ。雪があるところは基本的に行かない主義なので低山へ。
これまた直前にドタキャンが続いて結果的に4人。こんなんばっかりだな。

登山口から他のグループと一緒になり、尾根が続く道を譲ったり譲られたり。
そのため普段よりもスローペースとなる。
これまでの山でこんなに尾根をずっと行く道ってなかった気がするなあ。
この日はなにがどうしたのか、冬とは思えない暖かさだったこともあってとても気持ちがいい。


▷尾根づたいの道。


▷頂上近くのこの階段が一番の難所。道の先に見える光まで階段が続く。
 …だと思うでしょ? 私たちもそう思っていたのですよ。
 それが……その先もまだまだあった!!
 写真に写っている前を行くおじさまともうなんか息苦しく苦笑しながら顔で会話。
 

▷山頂より


▷宝登山神社奥宮の狛犬はお犬。伝説に由来しております。


▷山頂付近は蝋梅園で有名ですが、他にも金縷梅(マンサク)なども咲いてます。


▷これらが蝋梅。いろんな種類がありました。

山頂付近で昼食をとってから下山。ロープウェイもあるけれど歩いてのんびりと。
O氏が珍しくロープウェイに乗りたそうにしているなと思ったら
どうやら宿酔いだったらしい。階段を下りながら「頭に響く…」とつぶやいていた。
道理で言葉も発さないわけだ(笑)
昼食前に購入したおまんじゅうが驚きのいただけなさだったのもきっとテンションダウンの理由だ。

麓は観光地・長瀞だったし、時間的にもまだ早かったのでその辺りを散策。
川岸の奇岩で川を眺めながらぼんやり。いやはや、本当に暖かくて春かと思った。
ふと振り返ったら他のメンバーが丸ごと昼寝してるし! まあ、さもありなん…。


▷散策中に見つけたそば屋。

しばしぼんやりしてから、温泉を目指して移動。
適当に目星をつけて向かった温泉は異様に混んでいるうえ、
休憩所では絶賛、カラオケ大会中。見ず知らずのご老体の演歌をとっかえひっかえ
聞くはめになり、妙な気分だ。大音量に最初はげんなりしていたけれど
しばらくしたら気にもならなくなった。不思議だ。
とはいえ、もう少し静かにのんびりするか、と別の休憩室に移動。
なんだか今日の後半はぼんやりしてばかりだな。

夕食は駅前で見つけた洋食屋さんに。
客が我々しかいなかったので、厨房での会話が丸聞こえでおもしろかった。
そうですよ、サラダはもうひとつ必要です。

すっかり暗くなったところで現地解散。
この時使った電車にはキップに硬券があって私のテンションはだだ上がり。
温泉への移動の際もそれにしてもらって、更に帰りにも硬券をもらう。
その都度ぐへへ、とにんまーりしていたら、
O氏から呆れ顔で「何回その顔すんの」とつっこまれてしまった。


▷電車の待合室にあった注意書き。不穏だ…。

このあと、驚きの雪の日々になるとはこの時想像もしていなかったなあ。
この日の暖かさは今から考えるとまるで幻。